2007年9月アーカイブ

西村佳哲著『自分の仕事をつくる』を読む。
THE BIG ISSUE JAPANのバックナンバーにおける西村氏との取材ノート記事を契機として、興味を持った。

この本は働き方をめぐる探索の、小さな報告書です。

ー西村氏は同時代の作り手の香りがする。ー

〜八木保さんをサンフラシスコに訪ねる【1995年・夏】〜

観察力が低いにもかかわらず、高い完成度を持った表現が生まれたとしても、それは単なる奇跡に過ぎない。運の話は別にして、才能とはその奇跡より、むしろ観る力の方にあるのではないだろうか。完成度の高い仕事には、その働き方の随所に物事に対する観察力を高め、解像度を上げる工夫があらかじめ含まれている。

象設計集団を北海道・帯広に訪ねる【1995年・冬】〜

プロジェクトがはじまって最初の三ヶ月ほどは、手をあまり動かさず、勉強に集中しました。そしてまずは五一カ所の施設を実際に見に行くことを決め、北欧から国内まで、興味を持ったところはだいたい見学し、実際に体験もしてきました。入浴装置を体験してみたり、寮母さんの仕事をやってみたり。入居者と同じ部屋で寝泊まりして同じ食事を食べ、同じ生活をしてみたりしてます。そうしているうちに、だんだん何をするべきなのか、何が問題なのか、自分たちに何ができるのかが細かいところまで見えてくる。この勉強の段階が非常に面白い!いろいろな分野に数多くの先駆者がいて、それぞれの現場で素晴らしい実践を行っています。そういう方々に出会っていくのは興奮する経験だし、以後友人として仲良くしている人もいます。

ダメだ、本日海外の仕事をしないといけないけれど、本を読み進めてしまう。

〜柳宗理さんを東京・四谷に訪ねる【1996年・春】〜

橋梁みたいな大きなものもね、まずは模型を作って、その上にモーメント(重し)を乗せてみると、どこが弱いかとか、あるいは崩れなさそうだってことがわかってくる。そしたら専門の人を呼んできて意見をもらったり、大丈夫だって確認してもらう。そういうやり方はおもしろいもんだから、構造の人もとても喜んでくれてね。工場の技術者とも、具体的なモデルをはさんでやり取りします。生産の過程にも、デザインの手法はあるしね。そういう人たちと協力して、初めてデザインができる。誰ひとりでできるものじゃないですから。必ず協力してやるのが、ほんとだと思っています。それが信念なもんだから。

〜IDEOのデニス・ボイルさんをバロアルトに訪ねる【1996年・夏】〜

結局のところ、課題をクリアーしてゆく唯一の方法は、何度も失敗を重ねることしかない。ほかに方法はありません。デザインのスキルの大半は、その仕事の進め方の中にあると僕は思う。プレゼンテーションが上手いだけではだめです。〜 大切なのは、本当の問題を発見していく能力です。表面的に目につく問題点は、より根本的な問題が引き起こしている現象のひとつにすぎないことが多い、では、問題に深くアプローチしていく方法とは何でしょうか。それは、机の上で頭を捻って問題を予測することではない。早い段階から、可能な限り具体的にテストし、トライ&エラーを重ねていくこと。これに尽きます。

〜パタゴニア社をベンチュラに訪ねる【1996年・夏】〜

たとえば私たちはインターンシップ・プログラムという制度を用意していて、パタゴニアの仕事を二ヶ月ほど一時的に離れ、非営利組織のために働くことを奨励しています。 (Intership program:給料とポジションはそのまま保留しながら、フルタイムあるいはパートタイムでほかの組織で働ける制度。対象となる非営利組織は環境保護団体など、パタゴニアの総売上の1%から金銭的援助を受けている世界中約500のグループ。社内向けパンフレットには「才能とエネルギーを、あなたが信じることに使おう」と書かれ、このプログラムが個人の成長と経験の蓄積に対する投資であることを強調していた)

〜ドラフトの宮田識さんを東京・恵比寿に訪ねる【1989年・夏】〜
イタリアのメーカー「アレッシー」のディレクター ボウリノは言う。

アレッシーで働く前に10年間、劇場でも仕事をしてきたんです。〜まさに人々のクリエイティブな力をすべて集めてつくり出されるのが劇場という空間です。みんなのエネルギーを最大限に、オーラのように引き出す、その素晴らしさに感動しながら働いていた。そういう方法で仕事をするのが好きなんです。私はね、いいデザインに自分の名前を付けて出すことには興味がない。自分自信がデザインするとか絵を描くのではなくて、みんなの力、社会そのものを変えてゆくような集団のクリエイティビリティに興味があるの。(人から引き出すノウハウの質問に対して)できるだけ自由に、自発的に仕事をしてもらうこと。そして逆説的であること。その仕事の価値や意味を問い続けること。不可能に思えてしまうようなことを提案して、オープンにフレキシブルにね。みんな最初は心臓のチャックを閉じている。だからメンタルなプロセスを経て、まず心臓のチャックを開けてもらうこと。限界を課させないで、極限までいくこと。

いい本だ、夢中になっている。

〜小林弘人さんを東京・お茶の水に訪ねる【1996年・冬】〜

大事なのは一つのコンセプトをうまくシェアしながら、"ワイアードとな何か"を具体的に提示し続けていくことです。ちゃんと一から、全員が付き合っている関係でね。それにはやっぱり場所を共有していくことが大事です。〜ひとつのファクトリというか、場所を中心に据えていかないと難しいんじゃないかな。アトモスフィアというか、言葉にできない部分。士気のようなものが、デザインワークの重要な要素だと思います。

本を読んでいて、パリの映画館でみた、黒澤明監督のいちばん好きな作品『生きる』のことを思い出した。

主人公の渡辺?が語るセリフが印象的だ。こんな感じだったか。

ー遅くない。無理じゃない。やれば出来る。ただやる気になれば。ー

今読んでいる本『自分の仕事をつくる』に、リュック・ベッソン監督の作品「グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版 [DVD]」の作成過程の逸話が記載されている。

そのまま引用させてもらおう。

映画『グレート・ブルー』の監督リュック・ベッソンと俳優のジャン・レノ、そして音楽を担当したエリック・セラの三人は、撮影が始まる前の二ヶ月間、地中海の海をめぐりながら毎日ダイビングをくり返したという。主人公はどんな気持ちで海に潜るのか、自分たちはなぜこの映画をつくるのか、なぜつくらなければならないのか。これらについて、語り合い、感じ、体験を深く共有する時間を重ねたそうだ。

僕もコンテクスト(共有知)を育む為に、商店街を彷徨い歩いている。いつか、『グレート・ブルー』のような名作ができることを祈って。

『グレート・ブルー』を見たのは、僕が大好きな女優の姪にあたる知合いで、その場所は世界的に有名な画家である彼女の父親のパリのアトリエであるテレビ放送である。

知合いが、この映画いいよというので、全く知らなかった映画を釘付けになってみた記憶がある。

岩田規久男著『そもそも株式会社とは (ちくま新書)』を濱倫子さんのCDを聞きながら読む。経済学者である著者がなぜこのようなタイトルの本を書いたのかという疑問から手にした本である。

著者は、本を書いた理由をこう述べられている。

「会社はだれのものか」とか「企業統治はどうあるべきか」といったいわゆる会社論はたくさんあり、もはや付け加えるものはなさそうに見えます。それにもかかわらず、経済政策と日本経済論を専門にし、企業経済学の専門でもない著者が、あえて今回会社論に挑戦したのは、これまでの「会社はだれのものか」の議論にある種の不満を抱いていたからです。

取締役の選任・解任といった会社の方向を決定づける権利と、会社が解散するときに残余財産の分配を受ける権利を持っているのは株主であり、こういった株主の権利に鑑みて、「会社は株主のものである」といえると言ったとたん、日本では、即議論が、「株主丸取り論」や「経営者が株価を気にするようになると、現場や人を大切にしなくなる」という主張が飛び立つことの著者の不満である。

ホリエモン、村上ファウンド、敵対的TOBといった一連のイベントから株主主権に対するいわれなき恐怖やアレルギーが起こり、"そもそも株式会社とは"の議論を感情論に落とし込まれる方向に行き、本質的な議論がなされてきていないことの恐怖を実感している。

著者は、株主主権のいわれなき恐怖を取り除くための視点として、三つの市場の法則ー「交換の法則」と「誘因の法則」および「希少性の法則」を用いて、本論を進められている。

"そもそも株式会社とは"、株主主権型企業統治であるとして、株主主権の問題点を呈示し、その改革案をあわせて紹介している。

(1)情報の非対称性問題

会社の内部関係者であるコア従業員と経営者の方が会社に関して会社の外部関係者である株主よりも会社に関する情報を豊富に持っている状況を、コア従業員・経営者と株主の間に情報の非対称性があるといいます。

情報を豊富に持っている現場のコア従業員や経営者ではなく、なぜ株主が主権者なのかという疑問に、著者は野球を例にあげ、「現場をよく知っているといわれる野球選手に、監督を選ぶ最終的権利を与えるべきではない」という回答で答えている。

会社に当てはめると、現場のことをよく知っているというだけの理由で、コア従業員が取締役などの経営者を選ぶ権利を持つことは、会社の存続・成長のために望ましいとはいえないことになります。

ただし、会社の付加価値を創造する主体は従業員と経営者であることはもちろんだとして、付加価値を創造する主体である従業員や経営者が間違った意思決定をしないかあるい都合の悪いことを隠していないかを監視または監督・監査するというヒエラルキー的企業統治が必要になる。

"そもそも株式会社とは"、こういった統治構造を持った会社のことであるして、会社が長期的に成長し、会社の利害関係者がハッピーになれるかどうかは、従業員と経営者の付加価値を創造する能力はもちろんのこと、企業統治構造が形式的に整っているだけでなく、実際に効率的に機能しているかが重要であると指摘しているい。

企業統治構造が効率的に機能するためには、株主が現場や経営のことをよく知らないという状況は改善されるべきです。例えば、株主と株主になる可能性のある潜在的な投資家は、経営者が意思決定に当たって依拠している情報を知らなければ、提案された投資プロジェクトを適切に評価することはできません。この株主がよく知らないという問題は、株主主権型企業統治を実際に適用するときの欠陥です。

情報の非対称性問題を解決するためには、会社の業績に影響のあるような情報は速やかに公開するように、情報公開制度を整備することが重要となる。

(2)経営者を株主重視へ促す改革
①ストック・オプションについて
所有と経営とが分離すると、会社の経営は必ずしも株主の利益に一致しなくなるため、この不一致を解消して、経営者に株主重視の誘因を与えるためには、取締役会のメンバーに当該会社の株式を保有させることが必要であると著者は指摘している。

経営者や従業員に会社の株式を保有させる方法にストックオプションがあるが、現行のストック・オプションには、経営者が業績を引き上げて、株価を株主の利益になるほど十分に引き上げようとする誘因がないという欠陥を指摘しており、その欠点を克服するストック・オプションとして、アメリカの企業金融助言会社のベネット・スチュワートの新型ストック・オプション制度の提案を例示されている。

新型ストック・オプションでは、経営者に、オプション獲得のコストとしてオプション料を課すことと、権利行使価格を通常のストック・オプションのように一定ではなく、株主の要求期待収益率と同じ割合で、毎年引き上げていく仕組みを有しています。

著者は、新型ストック・オプションには通常のそれよりも、経営者が業績を上げることによって、株価を引き上げようとする、はるかに強い誘因が存在しており、ストック・オプションの改革の必要性を指摘されている。


②敵対的買収防止策について
1990年代以降アメリカにおいて、敵対的買収が大幅に減少した理由としては、マイケル・ジャンセン(ハーバード大学経営学部教授)の指摘を取り上げ、敵対的買収を攻撃するマスメディアを味方にした経営者の敵対的買収防止運動が成功したことにあると考えられている。

代表的な買収防止策である毒薬条項(ポイズン・ピル)は、経営者を株主の圧力から解放することによって、株主の利益を軽視した経営への誘因を与えるとして、なしくずしの制度採用に対して問題提起されている。

著者は、さらに王子製紙の北越製紙の株式のTOBを例に、感情論だけの株主軽視の経営の問題点に敷衍していきます。"日本の文化になじまない"から、買収をあきらめることが果たしていいのだろうかという疑問に対して、著者は言います。

そんなことで買収をやめて、果たして企業の競争力を維持できるのでしょうか。むしろ、競争力を維持するために買収が不可欠であるにもかかわらず、「日本の文化になじまない」という理由で敵対的買収が選択肢から除外されないように、制度を改革すべきではないでしょうか。第三者割当増資やポイズン・ピルのような敵対的買収防止策の採用を被買収企業の経営者に有利にするのではなく、株主に有利になるように改革する必要がある。

企業買収による過剰生産能力の削減の重要性を指摘したジャンセンの議論を踏まえて、北越製紙の今回の意思決定が問題先送りのコストが将来より多く発生しなければいいがと著者は危惧されている。

今後の製紙業界の動向を"そもそも株式会社"とはという視点で着目して行きたいと同時に、現在の関与しているクライアントの日本中を話題にした買収は英断であったのだろうと思われる。

【追記情報】
肥後橋にあるオフィスのそばにある歯医者に通っている際、ビルの通りにひっそり置かれていた写真のオブジェに魅かれて、思わずシャッターを切った。よく見ると、イサム・ノグチとある。シンメトリーな作品であるが、イサム・ノグチの作品に無意識に魅かれるのはどうしてなのだろうかとふと疑問をよぎる。そういえば、北海道にイサム・ノグチが設計したモエレ沼公園というのあるそうだが、訪れたいものだ。

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Adieu, Marceau.
-Le mime Marceau est décédé samedi à l'âge de 84 ans. -

山口二郎著『ブレア時代のイギリス (岩波新書 新赤版 (979))』を読んでいて、"市民によるまちづくり"が紹介されていた。

市民セクターの活動として大きな成果をあげている"都市の再開発とまちづくり"の例示としてマンチェスターが取り上げられている。

マンチェスターは産業革命時代に栄えた工業都市であったが、20世紀に入り衰退してきた。1980年代には市街地のスラム化、若年失業者の滞留、人口の流出という問題が発生していたという。

そして、マンチェスターの一角にあるイタリア人街から、90年代に都市の再生を図るうねりが静かに起こり出した。

コミュニティ建築と呼ばれる分野の建築家をリーダーに、地域の市民が集まって、NPOを結成した。そして、工場、倉庫や歴史的建造物、運河などのインフラを生かして、商業施設、レストラン、劇場などを建設して街に賑わいを取り戻すと同時に、工場や倉庫を集合住宅に改装して定住人口を増やすプロジェクトも進めた。


この市民により巻き起こったうねりに、行政側がアシストした。

このプロジェクトの成功の鍵は、住民参加の徹底と、住民の知恵や創意を政策に生かしていくための計画や資金に関する行政側の協力体制にあった。都市計画の策定過程では何度も住民との対話が行われる。また、再開発の主体は住民が作ったNPOであり、行政はそれを支援する役割に徹する。資金面では、そのような市民主導のまちづくりを支援する包括補助金(使途を特定しない自由な補助金)が政府から給付される。

この市民によるまちづくりのうねりと、ブレア政権が打ち出した若者向けの雇用政策"ニューディール・プログラム"がタイアップしたのだろうか。

本書によると、こうした動きはマンチェスターだけではなく、かって工業や貿易で栄え、20世紀後半に没落した地方都市であるバーミンガム、シェフィールド、グラスゴー、リーズ、リヴァプール、カーディフなどが、21世紀に入って賑わいと取り戻しているという。

これらの都市は、マンチェスターと同様、市民参加でまちづくりの案を立て、古い町並みや歴史的建造物を生かして、商業やサービス業を中心としたまちの活性化を図っている。そこに雇用が生まれ、地価も上昇した。まちがきれいになったことは、犯罪の減少とも結びついている。

市民の創意とプラグマティックな政策と支援に徹する行政が揃って初めて地方都市の再生が実現されるようだ。ナトワは、"市民によるまちづくり"の橋渡し的な担い手になりたい。

街の賑わいを住民と共有していきたいという思いを、21世紀出陣を前に、ほのかに感じている。

山口二郎著『ブレア時代のイギリス (岩波新書 新赤版 (979))』(岩波新書)を読む。

クライアントにての作業のため、本日は最終電車になった。作業の思考過程に行き止まりを感じて、クライアントの休憩室にて、水を飲みながら、ターミナルの電車の出入りを眺めていた。

当該本を読んだのは、ブレア労働党が追求する福祉国家の基本理念である「社会的包摂」を実現するための最も重要な手段である雇用政策について学んでみようと思ったからである。

とりわけ、「ニューディール・プログラム」と呼ばれる若者向けの雇用政策についての興味である。6ヶ月以上仕事についていない18歳から24歳までの若者を対象とする就労支援政策とある。


このプログラムは二つの段階から成っている。まず、第一段階において、最初の4ヶ月間、一人一人に専属のアドバイザーがついて就職に向けた指導助言を行う。履歴書の書き方から始まって、社会人になるために必要な基礎知識がここで伝授される。この段階で仕事が見つからなかった場合には、第二段階に進む。第二段階では、六ヶ月間、表1にあるような4つの選択肢から一つを選び、仕事を体験するか、訓練を受けるかする。なお、その間、失業給付に相当する金額を受け取ることができる。

ちなみに4つの選択肢とは次である。
①民間での就業
②ボランティア部門での活動
③フルタイムの教育・技能訓練
④環境保護団体での就業

著者曰く、ニューディール・プログラムの特徴は下記である。
第一に、若者本人のニーズに即した個別的な就職自立支援、指導助言、教育訓練を提供している。
第二に、失業給付の資格要件として、訓練をうけるかあるいは仕事を体験する必要がある。
第三に、若者の就労自立支援の担い手として、民間、NPO、コミュニティが参加している。
第四に、教育訓練と国家職業資格制度が結びついている。

1998年から2001年までの間に、およそ72万人の若者がニューディール・プログラムに参加し、4割が通常の就職をしているという。ある一定の効果をあげているということだろう。

ブレア労働等の経済政策は、「完全雇用」を実現するのではなく、「十全な雇用可能性」をあまねく行き渡らせることを目指している点は、示唆に富む。

音楽厨房に注文していた濱倫子さんのCDが届いた。

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『Sonaten Bach・Frank・Britten』(Violoncello Grigory Alumyan,Klavier Rinko Hama, Kulturfonds Baden)
『Klaviertrios beethoven mendelssohn』(Mikhail Ovrutsk・Grigory Alumyan・Rinko Hama、ANTES EDITIONS)

初めて,濱倫子さんのピアノ演奏を聴いた感想は、"うまい"。

レオス・キャピタルワークスの藤野社長のBLOGで濱倫子さんの演奏をコメントされているが、的を得ているようだ。


バリバリのテクニックを持っているけれども、それをひけらかすことなくむしろとても奥ゆかしい演奏をする。

さて、以前のポスト『懐かしい年への回帰(ちょっとだけ)』でも書いたけれど、東京芸大のピアノ科の学生だった濱さんは卒業旅行を兼ねてのパリ旅行であり、ピアノを演奏する濱さんを見ることはなかったので、初めて演奏を聴いて、不思議な感じがした。(記憶の中では、やはりドイツ土産のハムの印象が残っている。)

濱さんを囲んでのパリのアパートの談笑メンバーも、東京芸大から、パリコンセルバトワールで作曲を学ぶ女性そしてフルートを学ぶ男性、リッツで料理を学ぶ女性とみなしっかりした技術と今後の展望をしっかり持っているところに、焦りを感じていたのだが。

僕も笑いを捨て電卓を持って会計士という道にすすんだけれど、その後、タイユーバン・ロブションのシェフ(デザート担当)になった女性やフルート奏者やピアニストとして活動している彼彼女らのように、人に感動を与えれる職業というのはすばらしいなと羨望の目で見ている。まさしく天職なのかもしれない。

僕が濱さんと会ったのは1994〜5年のときだったと思うが、その後一環してピアノを続けている姿勢は素晴らしいと思う。僕は音楽のことは全くしらないが、テクニカルな部分だけではなく、演奏者の精神的な成長というものも演奏には欠かせないエッセンスだろうと思う。

濱さん始め、I-kun,A-sanらも精神的な成長をみせ、さらなる舞台での活躍を応援していきたいと思う。

ふとピアノ演奏をしてみたく、通信教育から始めようかと、中島らも的なことを考えたりもする。

濱サンのCDはドイツレーヴェルのCDのようですので、下記音楽厨房に問い合わせて購入しました。
"詳細・ご購入は音楽厨房まで
music.k @ etude.ocn.ne.jp "

岩田規久男著『「小さな政府」を問いなおす (ちくま新書)』(ちくま新著)を読む。

サブカルチャー化している政治状況の中で、とりわけ小泉改革の負の遺産ということが話題にされるけれど、ニュース等を聞いても、論点が明確に把握できなかった。理解のために、本書を手にした。

主として小泉改革に焦点を当てながら、小さな政府のもとで起きる「格差」をどのように考え、どのように対処すべきかを検討し、最後に、小泉改革を総合的に評価したうえで、「小さな政府」へ向けてのポスト小泉政策課題を示すことにする。

〜小泉改革の評価とポスト小泉の政策課題〜

著者は、小泉改革は「小さくて効率的な政府」を目指して、「官から民へ」と「中央から地方へ」をスローガンに行政改革を進めてきた"姿勢"と田中角栄型の地方への公共事業のばらまきをやめ、公共事業費を大幅に削減するとともに、削減した公共事業費を重要な4分野に重点的に配分してきたことに対しては評価されている。

一方、改革のかけ声の割には、小泉改革は、中途半端なもの、真の民営化とはいえないもの、改革を始めるのが遅すぎたものが少なくないと指摘されている。小泉改革が「したこと」ではなく、「しなかった」ことに問題があると。

だからこそ、道半ばかそれより手前の段階にとどまった小泉改革の後衛にあたる、ポスト小泉の改革こそが重要であると著者は力説される。そして、ポスト小泉後の「小さな政府」に向けた政策課題として、二つをコメントされている。

①公正なルールを持った競争的市場と効率的な政府の確立

自由主義の立場に立って、「民にできることは民に任せ」、公務員の仕事を「民間にはできないが、社会的には必要な仕事」に限定する行政改革及び国と地方の財政を持続可能で効率的なものにする財政構造改革を推進する。これらの抜本的改革によって官民双方の効率化を進め、政府の歳出を削減し、地方財政における「結果の平等」政策を大幅に縮小して、地方分権を進める。

②「小さな政府」のもとで発生する格差問題に対する政策

真に助けを必要としている人に手厚い社会保障制度への改革(選別主義の導入)と多くの人が自立できるための「機会の平等」を拡大する改革を推進する。機会の平等を推進するには、文部科学省の教育への介入の大幅な縮小、教育切符制度の導入。人々の雇用される能力を高めるための公的支援政策などが有効であろう。

ナトワとしては、「機会の平等」を重視する立場にたち、最も重要となる政策である"教育を受ける機会の平等化"として、未熟労働者の知識・技術を高めるミクロ経済政策にコミットしたいと考えている。そしてキャリア教育モデル作りのため、積極的労働市場政策とそれを発展させたブレア政権の「ニュー・ディール・プログラム」を検討している。

【追記情報】
18日、朝日新聞社角にて、ビッグイシュー79号を阪神タイガースの帽子がトレードマークの販売員から、200円で購入した。
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THE BIG ISSUE JAPAN第8号の特集記事『フェアトレードー買い物が世界を変えるー』を読んで共感を覚えた。

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フェアトレードと言う言葉は最近になってしったが、イギリスではロックバンド"Coldplay"も参加するなど、若者たちを中心に広がりを見せているという。

記事によると、次のような枠組みである。

フェアトレードとは、文字通り、公正貿易という意味である。多国籍企業や大手商社などが力を握る貿易の世界で、途上国の生産者が伝統技術や適正技術を使って生産した商品を公正な価格で輸入し、彼らの自立を支援しようというのである。

ナトワにおいて、商店街とフェアトレード商品を結びつけれないかと考えている。

一つは、フェアトレードを通じて、フェアトレードを行う日本の社会的企業家を支援したい。
一つは、フェアトレードを通じて、学生や若者たちに貿易の仕組みをしってもらいたい。
一つは、フェアトレードと通じて、商店街のコンセプトを見直してみたい。

ということを考えているが、賛同される方がいれば、ナトワまで問い合わせを行ってくださいますようお願いします。

ー買い物が世界を変えるー

大阪市福島区にある福島聖天通商店街を歩く。

キャッチフレーズは「売れても占い商店街」というシェークスピアの劇セリフで出てきそうな感じ。

戦前は聖天さんの参詣道として大いに賑わったという。

JR福島駅側から歩く。

1ブロック目の左側は線路となる。

1ブロック目の右側はファーストフード店(ミスタードーナツ)、スーパー、居酒屋、飲食店、タバコ屋、薬局、衣料品店、居酒屋(八剣伝)となる。

2ブロック目の左側は立ち飲み屋、居酒屋、クリーニング屋、居酒屋、信用金庫、美容室、飲食店(お好み焼き)、屋台(たこ焼き)、飲食店(洋食)、飲食店(串カツ)、ビル、喫茶店、通りをはさみ、居酒屋、古本屋、居酒屋、病院、薬局、居酒屋、花屋、ビル、民家、BAR、小学校園芸地、ホステル、駐車場、コンビニ、クリーニング屋、マンション、居酒屋、寸法直し、駐車場、駐車場となる。

ここの立ち飲み屋は、クライアントの方に大阪出張の際に、連れて来てもらった思い出のある場所である。

2ブロック目の右側は居酒屋2軒、ビル、文具店、飲食店(焼き肉)、占い、メガネ屋、衣料品店、通りをはさみ、居酒屋、靴屋、飲食店、居酒屋、飲食店、ビル、和菓子屋、時計店、通りをはさみ、駐車場、整骨院、飲食店(ふぐ)、飲食店(焼き鳥)、飲食店(寿司)、空き地、飲食店(中華)、飲食店(そば)、美容室、病院、飲食店、歯科医院、喫茶店2軒、食料品店、民家となる。


3ブロック目の左側は美容室、薬局、シャッター店、民家、衣料品店(紳士服)、クリーニング屋、通りをはさみ、飲食店、民家、占い、飲食店となる。

3ブロック目の右側は金物店、飲食店(お好み焼き)、本屋、民家、駐車場、マンション、飲食店(焼き鳥)、飲食店(もつ鍋)、飲食店(おでん)、空き地となる。

4ブロック目の左側はタバコ屋、生鮮品店(肉)、民家2軒、飲食店(もつ鍋)となる。

4ブロック目の右側は家電店、民家、陶器店、民家、マンション、趣味の店、喫茶店となる。



5ブロック目の左側は化粧品店、お茶屋、民家、シャッター店、衣料品店(京染め)、シャッター店、惣菜店、居酒屋、ビル(Bar ,スナック等)、金物店、不動産屋、居酒屋、文具店、酒屋、理容室、薬局となる。

5ブロック目の右側は駐車場、民家、豆腐屋、漬け物屋、民家、倉庫、シャッター店、赤ちゃん服店、?、クリーニング屋、居酒屋、旅行代理店、整骨院、民家、時計店、飲食店(レストラン)、生鮮品店(魚)?となる。


6ブロック目の左側は飲食店(グリル)、ギャラリー、飲食店(フランス料理)、家電店、はんこ屋、?、美容室、シャッター店となる。

6ブロック目の右側は飲食店(そば)、飲食店、畳とインテリア店、はんこ屋、喫茶店、飲食店(お好み焼き)、衣料品店、シャッター店となる。


ここの蕎麦屋は繁盛しているようだ。

7ブロック目の左側はパン屋、塾、居酒屋、飲食店2軒、パン屋、駐車場、塾、駐車場、?、民家、ガラス・サッシ店、マッサージ、喫茶店、不動産屋、薬局、タバコ屋となる。

7ブロック目の右側は花屋、飲食店、テナント募集、歯科医院、マンション、駐車場、飲食店(お好み焼き)、スナック、民家、信用金庫、ガソリンスタンドとなる。

中小企業庁のがんばる商店街77選に選ばれている。
そこでの施策は次のとおり。
①統一コンセプトによる施設整備事業
②「占い」による商店街活性化

②の占いはYOMIURI ONLINEの記事によると、一人の商店主がイベントで占いをしたのがきっかけになり、空き店舗の利用策として「占い館」を常設したところ、シャッター店舗が減ったという。

大阪市福島区にある野田阪神本通商店街を歩く。

阪神の野田駅で降り、野田阪神駅前通りを歩いていると、松下幸之助創業の地記念碑があった。
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記念碑には「道」という文字があり、つぎのような松下幸之助氏の言葉が書かれている。
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"自分には
自分に与えられた道がある
広い時もある
せまい時もある
のぼりもあれば くだりもある
思案にあまる時もあろう
しかし心を定め
希望をもって歩むならば
必ず道はひらけてくる
深い喜びが
そこから生まれてくる"

その言葉に感動を覚えつつ、野田阪神本通商店街を歩いた。
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調査結果は次の通りである。
①老舗店12店、大資本店4店
②店舗数84店、閉店数21店
③人通り少なし
他 アーケードなし

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商店街の活性化をテーマとして持続的に検討を行っています。

【ネタ帳】
①空き店舗を利用した学生のキャリア教育
②商店街を含むまちのブランディング事業
③伝統に根ざしたコミュニケーション空間の構築
④個の商店の強みを活かしつつ、商店街の仕組み(マーケティング、販売、購買、人事、財務、経理)の再構築
⑤商店街をテーマとした出版
⑥商店街同士の世界的ネットワークの構築

中小企業庁のサイトに、「平成19年度戦略的中心市街地中小商業等活性化支援事業費補助金(商店街、商業者等事業枠)の第4次募集について」の知らせが掲載されています。

補助制度の趣旨としましては、次の通りです。
「中心市街地の活性化に関する法律に規定する認定基本計画に基づき、「都市機能の市街地集約」と「中心市街地のにぎわい回復」の双方を一体的に取り組む中心市街地であって、商店街・商業者等が地権者などの幅広い関係者の参画を得て実施する取組について、「選択と集中」の視点から重点的に支援するものです。」

また、補助の内容としては、下記の事業を単独又は包括で実施し、中心市街地活性化効果が期待される事業とされています。
(1)施設整備事業(ハード事業)
(2)活性化支援事業(ソフト事業)
 


奈良県奈良市にある西寺林商店街を歩く。

もちいどの商店街を左折すると、西寺林商店街が展開される。

左側は駐車場、工事中、テナント募集、通りをはさみ、クリーニング屋、和小物店、居酒屋、米屋、民家、駐車場、アパート、喫茶店、はんこ屋、駐車場となる。
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右側はメガネ屋、シャッター店、古美術店、シャッター店、楽器店、喫茶店、マンション、つぼ屋?、駐車場、飲食店、駐車場、シャッター店3軒、民家、シャッター店3軒となる。

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人通りはほとんどない感じだ。

奈良県奈良市にある今御門商店街を歩く。
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社団法人 奈良市商店街振興会には、下記のような説明がある。
「猿沢池を入口とし、南に道祖神社、北に尾花谷地蔵尊があり、周辺には由緒ある神社仏閣がたくさんあります。商店街自信道路が伊勢街道として参宮への詣道の役割をはたしております。その昔の町家、商家を財産にあやかり、地元や観光客の皆様のご利用を多いに期待して用途多様に生きる商店街です。」

位置:猿沢池の畔、南入る、奈良町入口
加盟店舗数;31店

調査結果は下記の通りである。
①老舗店12店、新興店1店
②店舗数37店、閉店数2店
③人通り少なし
他、アーケードなし、自動車多し、改築している店が多いイメージ

伊勢街道として参宮への詣道の役割があるのだろうか。

奈良県奈良市にある下御門商店街を歩く。

もちいど商店街から続く商店街である。

社団法人 奈良市商店街振興会のHPには、下記の説明がある。
「奈良町の玄関口にあってアーケードと坂の商店街。老舗から新感覚の SHOP まで 運が良ければ鹿にも会える。」

位置:奈良町 入り口
加盟店舗数:26店


もちいどの商店街からはいると、左側から、眼鏡・宝石・時計、小間物屋、あきお?、喫茶店、おでんや、串揚げ屋、和菓子、北浦商店、住宅、ジーンズ、手作りの店、郵便局、工事中、テナントビル(グルメ、美容室等)、アーケードをでると、和食、町家で食す大和野菜の店となる。

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右側は薬局、薬せん料理、靴・げた、シャッター店、空き地、ジーンズ?、住宅、シャッター店2軒、光玉堂、結納・たばこ、布、住宅、文具、アーケードをでるとカレーショップ?となる。

年季のはいった古い店に混じりつつ、飲食店が多くある感がする。坂と若干暗いイメージのする商店街である。

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中沢孝夫著『変わる商店街』(岩波新書)を読む。
第1章 復活に向かうまちと賑わいには、二つの町の取り組みが紹介されている。
【一つ目は、山形県・高畠町】
きっかけは1992年に山形県で開かれた「べにはな国体」の時に、「花のまちづくり」をしようと花を植えたことだという。

その後、花を植えて飾るだけではない、「もうちょっとまちをなんとかしよう」と集まって相談するようになった。

相談後、三つのイベントが行われている。
①「昭和グラフィティ」 高畠町がもっとも輝いていた昭和30年代をリバイバルする町づくり
②「クラシックカー・レヴューin高畠」
③土曜と日曜の朝市

高畠町の商店街の人らも、商店街の昔の賑わいを復活させたいと考えているが、彼らの意識は「セール(売りだし)のチラシだけでは人はもう集まらないことははっきりしているし、商店街の思惑や都合だけで人波が戻ってくるとは考えていない」ところにある。

また、行政の助成金に対しても、「カネをくれという発想ではダメです。みんなで自分たちのまちをつくろうとする意思や足並みを揃えることがたいせつです」。カネよりは意識!

まず最初にまちの人たちが走り、そのあとを行政が追いかけたと言われるように、商店以外の人もみな積極的にまちづくりに参加している。

ーまちは「まほろぼの里」をはじめとしたまちのブランディングを行い続けているー

昭和縁結び商店街は、中小企業庁"がんばる商店街77選"のアイデア商店街として選ばれている。

【二つ目は、群馬県前橋市】
ここでは、二つの自治組織(「前橋活性化の会」と「コムネットQ」)が牽引している。
「自分の生まれ育ったまちを活発にしたい。あそこは楽しいよ。あそこにいけばなにかあるよ、と思われるまちをつくりたい」という意識で、若者たちが走り出し、うねりができた。

「前橋活性化の会」ではイベント活動を通じての集客とともに、「毎日が新鮮でないといけない。それはお客にもわかる」という思いのもとに、衰退した古い商店街を,若者たちで新しく作り直すことを目標としている。

一方、「コムネットQ」は、「新しいコミュニティーをつくりたい。まちの顔をつくりたい」という思いで、「コミュニティー(地域)」と「ネットワーク」を結びつけた自治組織として設立された。

「コムネットQ」が最初に手がけた活性化のイベントの企画・実行は大型店の跡地の公園づくりだったという。学校やまちの人に協力を依頼したところ、300人ほどが参加してくれたという。
ー市民はだれもが楽しいことを待っているー

前橋市の中央通り商店街においても、「空き店舗」や「後継者」といった問題があるが、「コムネットQ」の代表者が言うように、大切なのは自分たちでやるという意思が基礎にあることなのかもしれない。

著者は,この章の最期に「ボランティアがまちをつくる」にて、示唆に富むことを書いている。
①自分たちが汗を流してリスクを負いながら行われる事業でないと結局はみんなのものにならないというまち作りに取り組んでいる人の実感を汲み取っている。
②魅力は自分たちでつくる以外にないということ。いったん行動が始まると「同じ思いを持っている人」があちこちから集まってくるという。
③まちづくりは単に商店街だけのものではない。地域社会そのもののテーマであること。
④法の精神も、「多様で活力のある中小企業の支援」や「がんばるところを支援する」に変化してきているという。


奈良県奈良市にある三条通りを歩く。

社団法人 奈良市商店街振興会のHPに、下記のような説明がある。
【三条通り橋本商店会】
『橋本商店街は三条通りの東端に位置し、JR・近鉄奈良駅から奈良公園へのメインストリートで、32店舗で構成される。』

位置:三条通り上(東方)
加盟店舗数:32店
お知らせ:日・祝日は歩行者天国

【三条通りショッピングモール】
『三条通ショッピングモールは「春日参道」として、観光客にも地元客にも親しまれる奈良のメイン通りです。』

位置:JR三条踏切より、東へ中央公民館までの三条通に面した地区
加盟店舗数:81店

JR奈良駅側から三条通りにはいり、1ブロック目の左側はビル(すし、ブティック)、テナント募集、おみやげ屋、奈良漬け、つり具、着物(2F レストラン)、散髪屋、食堂(宮本むなし)、オムライス、カラオケ、立体駐車場、中京銀行、食堂(さくら水産)、漬物店、ブティックとなる。
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一方、右側は、南都銀行、薬局(3Fアクセサリー店、4Fレストラン)、本屋(インターネットカフェ)、飲食店ビル、サンマルクカフェ、紳士用品・かばん、マクドナルド、宝くじ、道をはさみ、和民、100円ショップ、ファッション、メガネスーパー、道をはさみ、柿の葉寿司、甘党屋、AMUSEMENTビル、銀行となる。
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2ブロック目の左側は三条ホテル、ビル(美容室、服、独立行政法人、和食、結納品)、ガスト、ワシントンホテル、靴屋、美容室、リサイクル、JA販売店、通りをはさみ、千鳥屋、コンビニ(ロ−ソン)、美容室、シャッター店、喫茶店(Kohikan?)、公園、シャッター店2軒、果物、そば、食堂、ホテル藤田、通りをはさみ、ブティック、タバコ屋、寺、串カツ、りそな銀行、奈良市観光センターとなる。

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一方、右側はビル(王将、病院、塾)、台湾料理、和菓子屋、薬局、墨筆(シャッター店?)、ブティック2軒、空き地、通りをはさみ、小間物屋、空き地、mod's hair、奈良漬け、ブティック(2F 家具)、イタリア料理屋、道をはさみ、地酒、SoftBank、美容室、駐車場、宝石、工事中、ドコモ、リーガルシューズ、NTT、寺、みずほ銀行、レオパレス、ビル(エステ、レストラン)、写真となる。

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道路をわたり、1ブロック目の左側には、はんこ屋(2F アイフル)、古美術、シャッター店、旅館、奈良漬け、奈良扇、薬局(2F クリニック)、茶、第一生命。文鎮、農機、AUショップ、奈良名産、メガネ屋となる。

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右側はタバコ屋、カレー屋(CoCo壱番)、Men's shop、はちみつ、駐車場、紳士洋服、墨筆、貸衣装、シャッター店、眼科・コンタクト、アウトドア用品・介護用品(ファイテンショップ)、居酒屋、歯科医院、文具、焼き肉屋、バイク、薬局、リラクゼーション、おみやげ、シネコン、モスバーガーとなる。

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小西通商店街とぶつかり、そのまままっすぐ行き、左側は三井住友銀行、コンタクト、眼科、民芸品、薬局、シャッター店、南都銀行となり、左折すると東向商店街となる。さらにブティック、布(2F 毛糸)、シャッター店、はんこ屋となり、猿沢商店街がつらなる。

一方、右側は美容院、墨筆、和菓子、パンスト、ちりめん、SegaWorld、みちをはさみ、パチンコ、スポーツ用品、みやげ、和食(2F 甘党屋)、工芸(シャッター店?)、うどん、あぶらとり紙、たこ焼き、和菓子、右折するともちいどセンター街となり、さらにコンビニ、お土産、カジュアルショップ等となる。

老舗店が大資本店に代わっている,また、大資本店の定期的な入れ替えが行われている感がある。


奈良駅の反対側には「なら100年会館」がある。
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設計者は磯崎新氏(ARATA ISOZAKI)。


直観が決定的に正しいと信じこめるほどにおめでたくなれるといかに楽か、と時に考えたりもするが、これは本来私のタイプではない。私が信じるのは、いくら排除してもぬぐい去ることのできない記憶のなかの光景や一瞬の体験であって、理不尽と思われるようともこれに固執するが、デザインする際にあらわれる無数のアイディアはまず疑いの目でみてチェックする。理性というものがあればせいぜいこんなときに作動する。そのために、夢想と現実、イメージとプログラム、韻テンション(意図)とコンテクスト(文脈)、トランスグレッションジ(逸脱)とレトログレッション(退行)の間でゆれうごく。この皮膜の間とはすなわち閾そのものであるが、この閾のどちら側にころんでも事態にたいした変化はない。肝要なのは、この閾のうえにひとつの痕跡を刻印することである。(「私の仕事術」磯崎新氏より)

奈良県奈良市にあるもちいどのセンター街を歩く。

社団法人 奈良市商店街振興会のHPには、もちいどのセンター街は下記のような説明がある。
『県下有数の伝統を誇る商店街は、今も昔も終日、老若男女が訪れる街で、商店や品揃えの豊富さと、オシャレな感性が売り物です。』

位置:近鉄奈良駅南方
加盟店舗数:77店

三条通りの入口から入る。

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1ブロック目の左側はコンビニ(2F美容室)、おくりものと手芸、奈良マーチャントシードセンター、衣料品店(ブティック)、手ぬぐいとなる。

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1ブロック目の右側は和菓子屋、飲食店(うどん)、ギャラリー?、パチンコ、和菓子屋(老舗店)、染めと織り、印刷会社(小劇場候補地?)、スポーツ用品となる。
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2ブロック目の左側はスポーツ用品、呉服、おもちゃ、服地、通りをはさみ、バッグ、宝石、生活館、たばこ、塾、ブティック?、ブティック?となる。
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一方右側はおしゃれの店、小物?、壁(空き地?)、喫茶店、衣料品店(ブティック)、帽子、ワッフル、宝石・時計・眼鏡屋、漆器となる。

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3ブロック目の左側は宝石・時計・眼鏡、かまぼこ、衣料品店(ブティック2軒)、衣料品店(きもの)、理容室、化粧品店、もちいどの夢CUBE、通りをはさみ、毛糸・かばん、ギャラリー、小間物、布、衣料品店(呉服)、通りをはさみ、衣料品店(ブティック)、空き建物、飲み屋、赤ちゃん本舗、駐車場となる。
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一方右側は、化粧品店、歯科医院、衣料品店(ブティック)、本屋、喫茶店、アメリカンライフスタイルショップ、広場&マンション(食品系スーパー候補地?)、バレー教室?、花屋、文具店、おしゃれの店、衣料品店(ブティック)、通り(春日大社大宿所)、衣料品店(ブティック)、?、奈良小物(2F ギャラリー)、本屋、衣料品店(ブティック2軒)、コンビニとなる。
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何かが足りない感じがする商店街である。若い人の店もちらほら見えるのだけれど。

ただ、商業インキュベータ「もちいど夢キューブ」が出来、空き店舗も減少しているという。
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また、①県内でお酒の専門店を展開している会社が、もちいどのセンター街に食品系スーパーのオープン準備と②地元の印刷会社が、若者に魅力のある通りにしたいと、もいちどのセンター街にあった旧工場と事務所を小劇場として若者に解放するという試みも行われているようだ。

点の試みが線になるだろうか。注視していたい。

ちなみに、もちいどのセンター街で買った帽子です。
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奈良県奈良市にある東向商店街を歩く。

社団法人 奈良市商店街振興会のHPには、東向商店街は下記のように説明されている。
『400年の歴史を誇る駅前老舗商店街として、お土産物店、飲食店、レジャー産業等、個性的で多様なお店がいっぱいの"憩い"のある商店街です。』

位置:近鉄奈良駅前
加盟店舗数:67店

もちいどの商店街近くの入口から入る



左側は南都銀行&ギャラリー、カフェ(2F包丁の店)、眼鏡屋、中華店、ブティック(2F無印良品)、お菓子の専門店(まるしげ)、和菓子、コロッケ屋台(地下 映画館)、マクドナルド、カジュアルショップ、出石皿蕎麦、中華店、アクセサリー店、奈良漬屋、お土産屋、陶器、ダイソー、シャッター店、ミスタードーナツ、がんことんかつ、宝石、時計、眼鏡、和食、和菓子、ケーキ屋、名産店、土産屋、タバコ屋、カラオケショップ、広場(近鉄奈良駅)となる。

















400年の歴史をもつ老舗商店街だけあって、名だたるフランチャイズ店が軒を連ねる。老舗店から大資本店の入れ替えが歴史的に起こってきた感がある。

逆にいうと、どこでもある商店街のイメージが少しするし、ショッピングを楽しむという感で歩いている人は少ない感じがする。主観であるが。

一方右側は、ブティック、イタリア料理、靴下(2F 占い)、旅行代理店、天下一品(2F ネイルサロン)、カジュアルショップ、シャッター店、奈良漬(老舗店)、飲食店ビル、奈良県女性センター、幼稚園、コンタクトレンズセンター、シャッター店、どん(食堂)、カフェ、靴屋、トンカツ屋、写真屋、とおりをはさみ、オフィス、リフレッシュ生活館、化粧品店、病院、建物、パチンコ、和菓子屋(2F 美容室)、化粧品店、甘党屋、喫茶店、旅館、シャッター店、工芸店、レストラン街、回転すし、和菓子屋、証券会社、カフェ&パンとなる。
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老若男女や観光客(外人さんらも)が闊歩しており、人通りは多い。


ギャルみこしは終了したのかな。

奈良県奈良市にある東向北商店街を歩く。

社団法人 奈良市商店振興会のHPには、東向北商店街は下記のように説明されている。
『諸官庁や奈良女子大学があり、学生やビジネスマンで賑わう街で、あらゆる商品網が充実、完備しています。』

位置:近鉄奈良駅東北出口からすぐ
加盟店舗数:39店

近鉄奈良駅から北方向にある商店街で、花芝通り商店街とつながる。

駅側の入口から入る。


左側は証券会社、ブティック、歯科医院、美容室、靴屋、写真屋、古本屋、駐輪場、喫茶店、住居、道をはさみ、学生服・スポーツ用品、ブティック2軒、ホテル、うどん屋、花屋となる。



ホテルは修学旅行生向けなのだろうか。

一方右側はシャッター店(薬局)、パチンコ2軒、マンション、ブティック、コーヒー豆、コンビニ、はんこ屋、旗・トロフィー、本屋、和菓子(菊屋)、郵便局、道をはさみ、喫茶店、洋品店、美容室、教会、歯科医院、散髪屋となる。


駅に近いということで、パチンコ店が2店舗存在しているのだろう。花芝通り商店街に比べては、駅に近いということもあり、人通りもやや多い。

河瀬直美監督の作品『沙羅双樹 デラックス版 [DVD]』では主人公がこの商店街を走るシーンが印象に残る。

奈良県奈良市にある花芝通り商店街を歩く。

社団法人 奈良市商店街振興会のHPには、次のように説明されている。
『周囲には官庁や奈良女子大があり、学生やビジネスマンの往来も多く、若々しい息吹あふれる商店街です。』

位置:近鉄奈良駅北通り
加盟店舗数:40店

閑散とした商店街のイメージであるが、奈良女子大生らの通り道となるのだろうか、女学生らしき若者が通りを歩いている姿を目にする。

東向北商店街側から花芝通り商店街に入る。




左側にはクリーニング屋、シャッター店2軒、衣料品店(着物屋)、シャッター店2軒、旅館、道をはさみ、レストラン、衣料品店(ブティック)2軒、飲食店2軒、飲食店(無国籍料理(フルーツカレー??))、シャッター店、整骨院、ビル、化粧品店、金物屋(年季が入ったお店)、ガスショップとなる。



旅館は修学旅行生が泊まるのだろうか。

一方、右側は雑貨屋、薬局、外科医院(2F美容外科)、シャッター店、空き地、眼鏡屋、飲食店(蕎麦)、皮膚科医院、美容室、旧家(住んでいない?)、駐車場(奥にはマンション)、住宅2軒、衣料品店(ブティック)、レストラン(フランス料理?)、ビル、本屋、眼鏡店、住宅、鰹節屋となる。



おしゃれなレストラン(フランス料理)に女子大生らしき二人組が入って行った。古いお店と新しいお店が同居している。新しいお店は女子大生初め若者向けの商品・サービスラインナップなのだろう。

ちなみに、「奈良市中心市街地活性化計画(案)」では花芝通り商店街は商店街の魅力向上のために、各商店に傘を置き、来街者に利用してもらうという置き傘事業に取り組みようだ。

奈良県奈良市にある鶴福商店会を歩く。

社団法人 奈良市商店街振興会のHPには、鶴福商店会は次のように説明されている。
『当商店会には伝統ある店舗が多く、それ等の店が相寄り手を携えて「 Renovation 」(修復、元気回復、刷新、更新)を合言葉に顧客を大切にすることを基本姿勢として努力しております。』

位置:奈良町センター(旧奈良市庁)と世界遺産の元興寺極楽坊の間
加盟店舗数:17店

興福寺の五重塔が見え、かつ世界遺産の元興寺極楽坊の間もありと観光名所として立地は恵まれている。


猿沢の池の方から歩いてくると、左側にサンルートホテル、駐車場、クリーニング屋、駐車場、レストラン、飲食店(お好み焼き)、和菓子、ブライダル店となる。

一方右側は飲食店(お好み焼き屋)、シャッター店前にて野菜販売、家電店、奈良町倶楽部、住宅2軒、散髪屋、アクセサリー店、衣料品店(きもの)となる。

昔からの店が多い印象があるが、RENOVATIONされた店舗も確かにちらほらあるイメージがする。

ちかに素晴らしい名所があるんだけれど、人は流れていない感は否めない。

十輪院本堂

道に迷っていたら、伯母の家の近くまで出てしまい、入江泰吉記念奈良市写真美術館と再会した。


黒川紀章(KISHO KUROKAWA)設計のよう。

その後は子供の頃、伯父・伯母に連れられたコースをたどる。

志賀直哉旧邸





春日大社





地元のブランドとしては大和肉鶏が、地域団体商標制度により商標登録されている。

「名古屋」「ニューハンプシャー」「シャモ」の3品種をかけ合わせた鶏を奈良県内の生産農場で飼育しています。組合指定の配合飼料で120日以上かけて飼育し、肉はやや赤味を帯びています。大和肉鶏は食肉のうま味成分とされるイノシン酸、グルコース、グルタミン酸を多く含み、ジューシーでうま味とコク、歯ごたえがあり美味しいという評価を得ています。

ブレンドして、ブランドへ。

奈良県奈良市にある船橋通り商店街を歩く。

社団法人 奈良市商店街振興会のHPによると、船橋通り商店街は、
「石畳風のオシャレな車道と歩道。 新設のフロムワン(コミュニティホール)と商店街の駐車場は商店街のほぼ中央にある。」と紹介されている。

位置:やすらぎの道と並行して西へ500m、南北550m。
加盟店数:28店

1ブロック目の左側は駐車場、駐車場、シャッター店2軒、駐車場、時計店(シャッター店)、シャッター店、駐車場、タバコ屋、駐車場、靴屋、飲食店、通りをはさみ、駐車場、喫茶店、オフィス、靴屋、通りをはさみ、鍼灸院、弁当屋、飲食店、テナント募集、化粧品店、通りをはさみ、駐車場、美容室、民家、薬局、民家、通り(県立大学方面)をはさみ、民家2軒、寺、シャッター店2軒となる。



1ブロック目の右側は寺、花屋、シャッター店2軒、理容室、通りをはさみ、民家2軒、駐車場、衣料品店(学生服)、通りをはさみ、オフィス、会計事務所、通りをはさみ、駐車場、民家2軒、シャッター店、民家、生鮮品店(果物)、生鮮品店(鶏肉)、衣料品店、民家2軒、タバコ屋となる。






2ブロック目の左側は駐車場、民家、駐車場、家電店、民家、家電店、布団屋、新日本婦人の会、写真店、民家2軒、通りをはさみ、駐車場、民家、衣料品店、酒屋、薬局、シャッター店、民家、山崎パン屋、画材店、病院、駐車場、県立大学、民家、駐車場、生鮮品店(青果)となる。




2ブロック目の右側は民家2軒、ガラス工芸店、駐車場、民家2軒、メガネ屋、衣料品店、マンション、シャッター店、画材店、通りをはさみ、民家、駐車場、飲食店(寿司)、美容室、自転車屋、洋菓子店、衣料品店、シャッター店、薬局、通りをはさみ、民家2軒、シャッター店、民家、文具、薬局、駐車場、通りをはさみ、マンション、駐車場となる。

商店街の人通りのなさに比較し、舗装された道路の上を猛スピードで走る自動車の流れを感じた。おちおち買い物できるような雰囲気ではないという印象がした。

商店街に併設されている病院のそばにいくつかの薬局があり、その他は昔から商売をしている個人店主を中心とした店が散在している。立地上も集客が見込めないのか、大資本の投下もなく、おそらく個人店主の引退と同時に店を閉めて行く流れであるものと思われる。

歩いている人を見ると住民の方、大学(奈良県立大学がそばにある)と帰宅する高校生がちらほらと西方寺の墓参りに訪れる家族ずれとたまにすれ違うだけである。

船橋通り商店街の突き当たりには幻の鉄道と呼ばれる大仏鉄道の大仏駅が付近にあったということで、モニュメントがさびしくある。鉄キチにはたまらないものだろうか。



近くには奈良高校、奈良育英高校、奈良県立大学があり、学生たちが奈良駅に向かう通りとして行き来する可能性はなきにしもあらず。

彼らを魅きつけるものは今の商店街にはなさそうだ。

本日の日本経済新聞の文化欄に街の映画館再生とある。

「閉館した古い映画館をよみがえらせ、中心市街地を活性化する取り組みが全国で広がっている。」

地元商店街がかっての活況を呈さなくなると同時に、地元資本の映画館も同じ運命をたどっているようだ。

記事によると、地元映画館を市民に開かれた文化活動の拠点として再生を目指す動きがあるという。

ソフトだけの再生アプローチだと、十分ではないと思われる。

何が必要なのだろうか。

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