長沢伸也・榎新二著『ヒット商品連発にみるプロダクト・イノベーション―キリン「ファイア」「生茶」「聞茶」「アミノサプリ」ブランド・マネジャーの言葉に学ぶ』(晃洋書房)を読む。
帯には次のようにある。
ヒット商品を繰り返し開発する仕組みを解き明かす年間の新商品1000以上のなかで、3つしか生き残れないといわれる清涼飲料界で、連続してヒット商品を出し続けているキリンビバレッジの強さの秘密は何か?迫力のトップインタビューを通し、商品開発の仕組み・組織の強さを解明し繰り返しヒット商品を生み出すための「本質」を解き明かす
その仕組みについて、簡明に解説されている本である。
本書の中で、著者はこんな記載をしている。
"キリンビバレッジには失敗を許容する文化があるようである。"
もちろんこの文化は、経営用語でいうところの組織文化である。(組織文化については、以前の投稿記事『どういう組織文化をつくるか』、『どういう組織文化をつくるか(2)』を参照ください。)
会社担当者の商品企画の失敗についてのコメントが引用されている。
基本的には、僕らはレヴューを自分ではすると、何で失敗したのかと、というんで、会社は失敗は1回は許してくれると、違うところでまた違う1回は許してくれる。でも、同じところで2回は許してくれない、ということで、なぜ失敗したかの勉強だけはきちんとしましょうと、というのはやっていました。そこを、じゃあどうアレンジして、ということの積み重ねで、やっとここで7、8年たってからそれなりに当たる確率というか、世の中に残る確率が増えてきたなというかんじなんです。
ピーター・ドラッカー氏は強みを知るには期待と結果の照合をするというフィードバック分析しかないという。(投稿記事『また悪い頭を働かせまして』を参照ください。)
強みを勝ち取った企業にはこのフィードバック分析が個店・企業の仕組みに織り込まれいるようだ。
ぼくらのナ・トワ時代の失敗はこのレヴューにあたるフィードバックをしてこなかったことにあると反省している。抱え込んだPJTがどこまでできて、どこで失敗したのか、まったくわからないうちに消滅している。得たものは何もない。
だから、もう一度挑戦する必要があると思えるのだ。
本日からまほろばビジネスコンサルティングサービス(MBCS)スタートである。(登記は来週の予定)
「Be daring(勇気を持って)、Be first(誰よりも先に)、Be different(人と違ったことをする)」もて進んでいこう。(『Mの物語』)
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