『地場・伝統産業のプレミアムブランド戦略―経験価値を生む技術経営』の第6章 山中漆器連合協同組合の和モダン・ホームウェア「NUSSHA」を読む。
産地が海外進出を計画する際の二つの戦略が述べられているのが興味深い。
なぜ過去に失敗したかということを徹底的に考えました。現状は昔と変わっていません。日本は人件費は高く中国などとくらべれば価格競争力は弱く、環境は変わっていない。では、もう1回海外に出て、市場をつくるにはどうしたらよいか。それを克服するには二つあると発見した。1つ目は現地デザイナーを登用すること。(中略)2つ目は商品を作って、見本市に出展し、バイヤーが来てから「さあどう売ろうか」ではなく、出展する前に現地のディストリビューターを探して、現地で流通してくれるところを確保してから出展するべきということです。過去に1回失敗したからわかるんです。(後略)
なぜ現地デザイナーを登用するかの理由も納得させられる。
失敗から学ぶものがあるようだ。
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