【人物・作家】直木三十五の最近のブログ記事

文化政策と臨地まちづくり (文化とまちづくり叢書)』(織田直文編著/水曜社)の第2章「民間活力による市街地再生ー大阪市中央区・空堀地区における長屋再生の取組からー」(田淵衣久子氏)を読む。

空堀地区は昔から好きで、ぶらっと歩くことがよくある。またいくつかの投稿記事もアップしている。
空堀商店街を歩く
空堀商店街を歩く(2)
創造村をつくろう!ー大阪・キタからの挑戦ー
からほり倶楽部ー長屋再生プロジェクトー
【大阪市、町家を再生】を読む
【事例8】"外の目"が育んだ地域の新しい宝ーからほり倶楽部ー

本章では、タイトルが示しているように、空堀地区の取組みとしては"民間活力による"ところに関心すべき事実がある。

筆者はの取組の評価として5点挙げている。

  1. 長屋建築に着目し、セルフビルド方式等による改装、修繕を主とするリニューアルによる再生をなし得た点
  2. 民主導によるまちづくりシステムの構築に成功している点
  3. <開かれた内発的地域開発>が成立している点
  4. マネジメント能力を有する人々が主導している点
  5. プロジェクトが点から線、線から面に展開できている点

民間活力による再生プロジェクト群であるが、「点から線、線から面」に展開されるようにマネジメントされている空堀地区の取組は見張るべきものが確かにある。

空堀地区を愛しているというところから生まれる活力が原動力であろうが、それだけでなく、その原動力を集結・持続させる主体者としての「からほり倶楽部」等が存在していることも不可欠かつ重要であることを本章を読んで再認識させられた。

平成20年8月25日付け日本経済新聞の地域総合1欄の【大阪市、町家を再生】を読む。

記事の部隊は大阪市の中心部に位置する上町台地にある空堀地区である。

以前の投稿記事でも取り上げた地区である。
『【事例8】"外の目"が育んだ地域の新しい宝ーからほり倶楽部ー』
『空堀商店街を歩く』

記事によると、「戦災に遭わず、明治、大正から昭和初期の古い街並みが今なお残る。この街で町家を再生し、商業施設や市民の交流の拠点として活用する動きが本格化してきた」とある。

2001年に建築家の六波羅氏が市民グループ「からほり倶楽部」を旗揚げし、複合施設として「惣(そう)」を手がけたのをかわきりに、「練(れん)」や、地元出身の作家、直木三十五の記念館を含む施設「萌(ほう)」も開業しているようだ。

点が線に、そして面になるにつれ注目度は上昇。町歩きを楽しむ人は若い女性から高齢者、家族連れにまで広がった。

また、今や空堀地区を飛び出し、緑橋地区にまで広がりをみせているとある。

上本町にはマンダムを始め企業も多く、また、大槻能楽堂といった文化もある。

京都の町家再生ではアレックス・カーを思い出すが、ますます面として広がって行くことを期待したい。

ブックマークされた記事

カテゴリ

最近のコメント

  • ・地域活性化の拠点へ整備 長田・旧二葉小校舎
    SS
  • ・地域活性化の拠点へ整備 長田・旧二葉小校舎
    とみやん
  • ・「まち活性化、これが鍵」
    SS
  • ・「まち活性化、これが鍵」
    佐藤政実
  • ・新長田にNPOの劇場誘致
    SS
  • ・新長田にNPOの劇場誘致
    なか
  • ・新長田にNPOの劇場誘致
    とみやん
  • ・新長田にNPOの劇場誘致
    SS
  • ・新長田にNPOの劇場誘致
    なか
  • ・大人が三時間楽しめる街
    SS

(RSS1.0/RSS2.0/Atom)

この日記のはてなブックマーク数

お問い合わせ

  • お問い合わせは下記のメールアドレスまでお願いいたします。
  •