【地域・九州】熊本の最近のブログ記事

平成21年2月15日付の西日本新聞の記事【商店街、温泉街彩るひな飾り』を読む。

記事によると、「八代の桃の節句を盛り上げる「城下町やつしろのお雛(ひな)祭り」(八代市など主催)が14日、同市で開幕した。中心商店街や日奈久温泉街が人形などのひな飾りで彩られ、ひな祭りムードを漂わせている。3月8日まで。」とある。

記事の中で、本町1丁目おかみさん会代表の言葉「心の時代。家庭と商店街で心を豊かに」
が引用されている。

心のおもてなしを商店街は提供できるか否か。

問われているのかもしれない。

心を豊かになる買い物をしたいものだ。

JAPAN BRAND事務局からの情報をチェックした。

■ミラノ・パリで「JB展示商談会」を開催(一宮商工会議所)

一宮商工会議所はテキスタルの産地ブランド「JB(ジョイント・尾州)」の海外販路拡大に向け「第2回ミラノ展示商談会」(9月15日〜16日(伊・ミラノ))「第5回JBパリ展示商談会」(9月17日〜19日(仏・パリ))にてそれぞれ開催します。昨年のパリ展示商談会には、欧州メジャーブランドから多数の来場があり、多くの商談が成立。5回目となる今回は2009年10月秋冬物の高級婦人服素材112点を装飾展示。想定サンプルリクエスト数は950点(昨年度867点)に設定しています。  同所では、このほか、10月8日〜10日に香港で開催される「インターストックフェア」にも出展予定。アジア市場を意識したブランド展開を推進して行きます。

遠くていけないな。

■「JAPANブランドフォーラム in 金沢」の募集を開始

日本商工会議所と全国商工会連合会は5日、10月24日にホテル日航金沢(石川県金沢市)で開催する「JAPANブランド・フォーラムin 金沢」の参加者募集を開始しました。フォーラムは、2004年度から実施している「JAPANブランド育成支援事業」のノウハウを広く共有することなどを目的に初めて実施するもの。全国6カ所(仙台9/30、京都10/30、広島11/7、東京11/18、福岡11/27)で開催し、国内外市場で存在感を増している「JAPAN BRAND」を担う地域中小企業の取組みを紹介するとともに、その販路開拓のヒントを提起します。  同フォーラムの基調講演は、家具デザイナーで株式会社ゼロファーストデザイン代表取締役社長の佐戸川清氏(JAPANブランド・プロデューサー会議メンバー)。テーマ講演には、日経デザイン編集長の下川一哉氏(JAPANブランド事業推進委員)を起用し、海外展開におけるデザインの重要性や販路開拓の手法などを解説するほか、事例発表として、欧州の有名アパレルへ素材提供を行う富士吉田商工会議所「Fuji Façonné(フジファソネ)」ブランドの取組み事例が紹介されます。募集締切は10月14日。

金沢行きたいな。投稿記事『今月の【地味な逸品】(6)』でも紹介した不室屋で加賀麩を食して、21世紀美術館で観覧したいものだ。

■銀座・熊本館で「球磨焼酎フェア」を開催中(人吉商工会議所)

人吉商工会議所が取り組んでいる球磨焼酎のブランド化事業の一環として、東京・銀座熊本館で開催中の「球磨焼酎フェア」が好評を博しています。期間中、球磨焼酎の28蔵元が日替わりで登場し、首都圏では入手困難な特別限定焼酎などが販売されるほか、あらゆる球磨焼酎が手頃に楽しめる焼酎バーも併設されています。米を原料とする「球磨焼酎」は、WTOの産地呼称の指定を受けており、ウィスキーの「スコッチ」、ワインの「ボルドー」のように地名を冠することができる数少ないブランド酒。首都圏における球磨焼酎の認知度向上と販路開拓に向け、積極的にPRを行っています。


平成20年8月25日付の日本経済新聞の地域総合2欄の記事【街活性化 大学動く】を読む。

記事によると、

学問の城として閉じこもりがちな印象のある大学が、街づくりのために飛び出し始めた。国際交流、商業振興、観光政策など、地域の活性化のために研究成果を実践に結びつけようと動く。大学自体が生き残りをかけた競争時代に突入している中で、街を変える原動力としての役割を模索している。

●東京国際大学(埼玉県川越市)
学生が外国人観光客を見どころに案内し、地元の国際都市化に貢献しているという。

●香川大学(高松市)
高松中心部の商店街活性化に乗り出しているという。全学生の学生証に電子マネーを採用し、商店街での買い物を学生に促し、マーケティングに活用するそうだ。

また、高松市中心部で衰退が特に激しい常磐町商店街の空き店舗に、まちづくりなどをテーマにして交流塾を開くという等々。

記事にはこのほかにも、大学の街づくりの活動例が列挙されている。

  • 北海道旭川市 旭川医大など
  • 健康を切り口に自然、農業、医療のシンクタンクに
  • 北海道栗山町 北大・酪農学園大など
  • 学生の農家研修や環境問題など分野ごとにノウハウ提供
  • 青森市 青森公立大
  • 地域みらい学科が地域活動を必修に
  • 福島田村市 東大大学院
  • 地元小学生によるベストスポット探しなど各種調査実施
  • 川崎市 専修大
  • スポーツ練習で小中高生と交流
  • 甲府市 山梨県立大
  • 中心街の拠点で討論会など活性イベント
  • 岐阜大垣市 岐阜経済大
  • 商店街空き店舗でまちなか研究室
  • 和歌山市 和歌山大
  • 元百貨店の複合ビルの大学サテライトで経営講座など
  • 愛媛愛南町 愛媛大
  • 水産業の人材育成
  • 大分豊後大野市 立命館アジア太平洋大
  • 小中学校の授業支援など国際交流活動
  • 熊本市 熊本大
  • まちなか工房で商店街の現場研究交流  

大学と地域が結びつくのはいい傾向だと思う。ただ、その地域おこしが継続的なものであることが前提だが。

鶴野礼子著『元気な商店街・7つの秘訣―商売繁盛の街づくりにはコツがある!』(ダイヤモンド社)の5つ目の秘訣"高齢者を呼び込む"を読む。

本書には、「地域活動を求め、コミュニケーションを好むシニアは、地元の商店街に深い愛着を持っており、そこで頻繁に買物をする傾向がはっきり表れている」とあり、いくつかの商店街では高齢者のニーズを意識しての取り込みが紹介されている。

〜巣鴨地蔵通り商店街(東京都豊島区)〜
高齢者サービスの先駆けとして、高齢者のニーズを取り込むことに成功している巣鴨地蔵通り商店街が紹介されている。

本書には巣鴨地蔵通り商店街の特徴をあげている。
①人の流れがゆっくりであること
②来街者の滞留時間は平均2時間と長い
③通りは雑然としていながら清潔である
④気取りのない下町の雰囲気
⑤馴染みの店員が笑顔で迎えてくれる
⑥休憩用の椅子を用意したり。トイレを貸してくれる
⑦漢字とひらがなのみ
⑧大きな文字ではっきりと書かれている
⑨値札は腰からくるぶしまで高さにある
⑩商品の価格は安く、気軽に購入できる
⑪高齢者に喜ばれる商品が多い
⑫娯楽施設も充実
⑬一人で来店しても友だちをつくることができる

中高年や高齢者の居場所を創ることに成功しているようだ。

投稿記事『『とげぬき地蔵商店街の経済学』を読む』、『巣鴨地蔵通り商店街を歩く』を参照ください。

〜向島橘銀座商店街(東京都墨田区)〜
本書によると向島橘銀座商店街は60歳以上の顧客に「シルバーカード」を発行し、高齢者優遇サービスを提供し、高齢者に喜ばれているとある。

当該商店街では、1km以内に在住する60歳以上の人口比率の高まりと商店街で買物をする顧客が高齢者であることから、高齢者に絞ったサービス展開を企画したとある。

シルバーカードを通じて、地域の高齢者同士の交流もさかんになり、カードがセーフティーカードとしての役割も担うことになり、商店街が地域コミュニティーに欠かすことの出来ない場をして存在するようになったようだ。

〜青森市中心部七商店街(青森県青森市)〜
本書によると、青森市の中心商店街は、「福祉対応型商店街」を提唱し、高齢者対策を意識した、①タウンモビリティ事業と②共同宅配サービス事業を実施しているという。

地域の商店主などで結成された「青森市中心商店街懇話会あきんど隊」を中心に、今後商店街の客層の高齢化が予想されることから、「福祉対応型商店街」への転換に取り組んだとある。

①タウンモビリティ事業とは、高齢者や身体障害者などが商店街の中をスムーズに移動できるように支援する事業とある。

具体的には、電動シニアカーや車いすの無料貸出しを実施しているという。

②宅配サービス事業は当日宅配と7商店街が共同で実施しているところに特徴があるようだ。

著者は、「青森市の中心商店街は、福祉という切り口で高齢者や障害者などすべての人にやさしい商店街を目指している」とコメントされている。

〜健軍商店街(熊本県熊本市)〜
本書によると、健軍商店街では、ユニバーサル(すべての人のため)な街づくりを目指して「いきいきショッピング推進事業」を実施し、人にやさしいサービスに取り組んでいるとある。

当該商店街も「地域の特性を考えれば、高齢者にやさしい商店街を目指すことが生き残りにつながります」と商店街振興組合理事長のコメントが引用され、いくつかの取組みが紹介されている。

①「らくらくお買物システム」
買物サポーターとして、高齢者や障害者の買物を手伝うボランティアが常駐し、商品探しや荷物の運搬などに手を貸してあげるというシステム。
②「宅配サービス」
宅配サービスは物だけでなく、利用者も一緒にタクシーで自宅へまで運んでくれるというシステムであり、肥後タクシーという地元の協力会社があって、成功したシステムと紹介されている。
③電動シニアカーやクルマ型のショッピングカードの無料貸出し
④商品構成の見直し
「ユニバーサル・デザイン」の試み
等、ハートで攻める"ユニショップの街づくりを目指して取り組み続けているとある。

〜下高井戸商店街(東京都世田谷区)〜
本書によると、下高井戸商店街では、「Motto(もっと)しもたか宅配便」として、共同宅配サービスを実施しているとある。

「Mottoしもとか宅配便」はお客から電話あるいはFaxで注文を受け、商品を届けるというシステムであり、青森市中心商店街や熊本市の健軍商店街のお客がお店で購入した商品を自宅に届けるという宅配システムとは異なっている。

下高井戸商店街の宅配サービスは少し遠方に住んでいる人の潜在需要を掘り起こすことで取り組んだ事業であると紹介されている。

地域に宅配を切望するニーズがあることはわかったが、商品ラインナップの制約から利用件数の頭打ちに直面しているという。また、採算面においても、補助金でカバーしているが、補助金がなくなれば、事業中止の可能性もあるという。

商店街では採算ベースに載せることを課題としているようだ。下高井戸商店街のHPを見るとMottoしもたか宅配便は現在もサービスを提供しているようだ。採算ベースにのったのだろうか。

西新道錦会商店街(京都市中京区)
下高井戸商店街の共同宅配は業務プロセスの整備が課題であったが、西新道錦会商店街においては、96年にファックスによる受注システムを立ち上げ、2001年にはインターネットによる受注システムを構築し、ICカードによる即時決済を可能にしたとある。

当該受注システムを利用するのは高齢者を中心とする顧客であるため、ユーザフレンドリーにTVを利用したインターネット環境を構築し、高齢者に使い勝手のいい注文システムを構築している。また、仕組外にも臨機応変に対応するところから、顧客の信頼を勝ち得て、当該受注システムの利用者は増えているとある。

採算面でもプラスになっているようで、西新道錦会商店街ではインターネットによる受注システムと共同宅配サービスにより商店街を活性化することに成功しているようだ。

投稿記事『西新道錦会商店街を歩く』を参照ください。

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