【人物・音楽家】濱倫子の最近のブログ記事

音楽厨房様から、濱倫子さんの今年のピアノリサイクルの案内が来た。

今年は夏の来ないままクリスマスがやって来るのでは・・・との杞憂は余計なお世話だったようで、これまでの分を取り返すが如く猛暑のドイツです。日本でも梅雨が明けて本格的に夏に入ったようですが、お元気でお過ごしでしょうか。 さて、夏の暑さの過ぎ去ったころ、2年ぶりのソロリサイタルをさせて頂くこととなりました。前回はフランスの色合いでしたが、今回はロシアで生まれた二人を軸にしたプログラムになりました。ロシアとひとくちに言ったところで、とても一言では括れない大きさがあるのがロシアであり、スクリャービンとムソルグスキーのふたりにはそれぞれに個性の強い音世界があります。生まれ育った環境や持って生まれた性格・・・歳と共に人間観察が益々興味深い今日この頃なのですが、このロシアが生み出した二人にモーツァルトを加えた三者三様の世界をお伝え出来たらなと思っております。 皆さまに会場でお目にかかれることを祈りつつ。

日時:2010年10月5日 START 19:00 OPEN 18:30
会場:王子ホール 東京都中央区銀座4-7-5
問合先:音楽厨房

濱倫子さんのコンサート"Beethoven Trio Bonn"@栗東芸術文化会館へ行ってきた。

京都までは、最近京都の仕事で常用している特急はるかを使うことにした。移動中も作業ができ、また乗換も考えることなく快適に過ごせた。

去年濱さんと会ったときに栗東は馬で有名ということで街中を馬が闊歩しているのかとかってな期待をしていたのだが、瀟洒な住宅街であり、駅前には高層のマンションが建ち、イメージとは異なった。

地方の街歩きがこなれてきたので、駅を降りた瞬間、コンサート会場はこの方向だろうと思って歩いていくと、りっぱな栗東芸術文化会館が現前した。

コンサート会場へ入ると満席のアナウンスが流れた。主に栗東音楽振興会の会員からなるのだろうか、芸術や文化を楽しまれてる雰囲気が漂うようだ。

今回のコンサートではトリオということと初めて聞くピアソラという作曲家の演奏を楽しみにしていた。

プログラムにはクラシックやジャズの要素を取り入れた独自の世界を持つ作曲家であるが、その音楽の原点にはタンゴがあると記載されている。

トリオを演奏で聴く体験は初めてですが、すごい緊張感の中で音楽を楽しんでいる世界が伝わってくるようであった。個人的に演奏を観客を通じて聴くということも楽しみにしているのだが、濱さんらの演奏に周りの観客がぐいぐい引き込まれているのがよくわかる。とりわけ、横にいた女性がピアソラの演奏のときに、グルーブしていたことに感動を覚えもした。

クラシック音楽には無知なのであるが、濱さんの演奏を聴きにいくのは、濱さんの音楽を通じて心がハレる経験ができることと東京芸大時代から知る友人の継続的な活動をみることで心が鼓舞されるという体験を味わえるから。

今回も心がハレ、心が鼓舞され、リフレッシュした一日である。

明日からの出張も切り抜けれそうだ。

以前『ピアニスト濱倫子さんの7月公演のお知らせ』を行った。

最近記事のアクセスが増えていることで、7月の公演真近いことを再確認した。

7月以降も工数の誤認識でオーバーフロー気味である。google calendarに知合いから頼まれた作業の日程等をポチポチと埋めて行くと9月と10月が恐いことになった。見なかったことにするか、いやこういうときこそ濱サンの演奏を聞いて、思い存分アサインされた日程を洗い流そうか。

さて、今回の濱サンの公演場所は西は福岡から東は東京までと十辺舎一九もびっくりの大スケジュールのようだ。

仕事の日程と公演スケジュールを照らし合わせつつ、スケジュールを確認する。福岡公演に行ってみたいのだが、出張先から新幹線を使ったとしても福岡まで間に合うのぞみはないようだ。

どうしようか。決まらない、あたかもブエノスアイレスの四季のようだ。

■滋賀公演

日時:2009年7月12日(日) 開演14:00~(開場13:30)
場所:hall FIGARO

■福岡公演

日時:2009年7月14日(火) 開演19:00~(開場18:30)
場所:あいれふホール

■東京公演

日時:2009年7月17日(金) 開演19:00~(開場18:30)
場所:浜離宮朝日ホール

■京都公演

日時:2009年7月19日(日) 
場所:久美浜カンツリークラブ内クラブハウス

■滋賀公演

日時:2009年7月20日(月)
場所:栗東芸術文化会館

詳細は音楽厨房さんで。

音楽厨房様からピアニスト濱倫子さんの7月公演のお知らせが届きました。

滋賀公演

日時:2009年7月12日(日) 開演14:00~(開場13:30)
場所:hall FIGARO


■福岡公演

日時:2009年7月14日(火) 開演19:00~(開場18:30)
場所:あいれふホール

20090406002.jpg

あいれふホール公演.pdf

■東京公演

日時:2009年7月17日(金) 開演19:00~(開場18:30)
場所:浜離宮朝日ホール

20090406001.jpg

浜離宮朝日ホール公演.pdf

京都公演

日時:2009年7月19日(日) 
場所:久美浜カンツリークラブ内クラブハウス

滋賀公演

日時:2009年7月20日(月)
場所:栗東芸術文化会館

去年の11月以来の濱さんの演奏が楽しみです。

問合せは音楽厨房さんまで。


ガラス造形の作品の展示のお知らせを受けました。

展示のお知らせ


ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
このたび、大阪市梅田にある
阪急三番街ウィンドーギャラリーにて
ガラス造形の作品を展示しております。
お近くをお通りの際はぜひご覧下さいませ。    

展示期間 2009年1月20日〜4月7日

       
              ガラス造形作家 向山麻子

濱倫子さんの同級生の妹だそうです。ガラス造形の作品というのは初めてでもあり興味深い。

◆ プロフィ−ル

向山麻子  Mukaiyama Asako  ガラス造形

1972年 生まれ
1996年 明星大学日本文化学部生活芸術学科卒業
1997年 東京ガラス工芸研究所研究科修了
2000年 Penland School of Crafts spring concentration(米)修了
2004年 個展[pulse]ガラスと音によるインスタレーションを発表
2005年 かわさき現代ガラス展奨励賞/HANDS大賞展入選
2007年 Glass Craft Triennale2007(伊丹)入選

日用に使う器から、オブジェ、インスタレーションなど幅広くガラスの世界を探究しています。
ガラスという素材には何千年もの歴史を保つ、大きな力があると感じています。
砂から作り出されるガラス「地球からの贈り物」を多くの方に楽しんで頂ければ幸いです。

作者はどうのようにガラスに出会ったのだろうかとふと思う。


ぜひ皆様もガラスの地球を体験してください。

週末は、読書と映画鑑賞と音楽鑑賞をしようと机の上に読むべき本と「テオ・アンゲロプロス全集 DVD-BOX III (霧の中の風景/蜂の旅人/アレクサンダー大王)」を置き、コーヒーを入れ、臨戦体制に入っていたのだが、金曜日の夜の一本の電話で状況は変化して、土曜日は仕事となった。

行き帰りの電車の移動で本を読み進めていたのだが、乗り合わせた3人組の女性たちが、僕の下の名前をchanづけで連呼するので気になって、本に集中できなくなった。話が微妙で僕のことではなもちろんないだろうと思うのが、出てきた苗字がtakahashiで驚いて、3人の女性の顔をちらっとみるのだが、記憶にない。

同姓同名がいるのだろうか。

テオ・アンゲロプロス監督の『霧の中の風景』をPCにセットし見始めた。この作品は映画館で見た記憶があり、印象に残っている作品の一つだ。ぐいぐい飲みこまれるように見ていたら、一本の電話が入り、明日仕事に同席してくださいと電話が入り、DVDをとめて、仕事の準備を行う。

高橋君は人なつっこいから好かれるよと最近クライアントの役員や部長さんからそんなことを言われて、どういう意味だろうと考えたりもする。僕はモリエールよろしくの人間嫌いなのであるが。

午前中の仕事が終わった後、濱倫子さんの公開講座へ行くのに降ろしていただいた場所は、明日訪れるオフィスの近く、開場時間は過ぎているし、食事するところも閉まっており、そのまま、会場へ向かった。

会場があるエントは夜の食事で3~4度訪れたこともあるのだが、(クライアントが保有するビルだと思うのだが)、お日さまが出ている時間に入ったのは初めてである。

名だたる有名ブランドのテナントが各階に入っている。会場はJEUGIA内のホールのようだ。楽器屋さんに入るのは初めてだ。僕が使ったことのあるのはダンバリンかたて笛ぐらいで、店内には縁遠い高級そうな逸品が並んでいる。

ホールに入り、仕事モードを切り替える。

公開講座は、ムソルグスキーとラベルの2曲の音楽を濱さんなりの解釈で解説してくれる。背景を知って、音楽を聴くとまったく異なる世界が広がるようだ。

ピアノで出せる音というのは、指の数からして10本の指が限度なのかなと思いつつ、ラベルを聞くとそのイメージの豊かさに、10本以上の指で音が生成されているような錯覚を感じてしまう。

僕は音楽のことは素人でよくわからないのだが、濱さんはテクニカルな部分と濱さん固有の感性をバランスよく、年月とともに成長されていきているのだろうと思うことがある。

テクニカルな部分だけだと、人は感動しないんだろうね。

武満徹という作曲家がこんなことを言っているのを思い出した。

僕は、そういうことはなんにもわからないけれどね、まあ僕、音楽やっててよかったと思うのは、たとえば音楽の特殊性ね、シェークスピアだって今でも上演されたり読まれたりしてるけれども、ベートヴェンが毎晩演奏されるようにはやられていないよね。音楽では過去の作品を再現するときにでさえ、ポリーニがベートヴェン弾くのと、ルドルフ・ゼルキンがベートヴェン弾くのと、全く違う感動をつくれることよね。そういうところが音楽の素晴らしさでね。なぜかというと、音楽では、過去の作品でいつも動いているわけですよ。それは演奏家が単に書かれたものを、正確にコンピューターで再現するように再演するじゃなくて、きわめて不正確に、その人なりに、その人の生活環境、経験を通してベートヴェンを再演する。それが感動を生むわけでしょう。だから日本人だってベートヴェンを今も、全く日本人なりに感動することが可能でしょう。それは翻訳とか、そういう操作を全然通さないでできてくるわけでしょう。そのように音楽には、決まった形がなくていつも動いていて、たまたまその動いている流れの中に自分がちょっと参加しているということが、僕が音楽をやっていてよかったと思うことですね。(『音楽』より(新潮社))

ムソルグスキーやラベルも、濱さんの世界観というフィルターを通じて、僕らは感動したのだろう。

音楽はCDという聞き方もいいと思うけれど、コンサートで演奏を直接聴くのも演者と観客と舞台が織りなすなんとも言えない宇宙観を通じて、楽しいものだ。

濱さんが覚えていたアイドル見たいな女性と、それこそ友人の演奏会に行った際に、マリー=クレール・アランさんというオルガニストが、「気軽に楽しんでいきなさい」という言葉を投げかけてくれたように、そういう聴き方も、ぼちぼちでんな思う最近である。

演奏後、音楽を聴くというのは、仕事で使う頭の部分と違うところを使っているなと思いつつ、打ち合わせをしたいというオフィスまで歩いて行く。

オフィスそばを通ると、堂島ロールの店がすごい行列だ。日曜日にこの辺にくるのはあまりないので、驚いた。数年前、最初のHPを依頼した業者のお土産に堂島ロールを(そういう呼び名であることは知らなかったのだが)買った時は、客はいず、ストレスなく買えたのであるが、客が客をよんでいるのだろうか。

そんな光景を思いつつ、アイドル見たいな女性のケーキをふたたび食べたいものだと、ふと思っていたら、堂島ロールを大量に買い込んだ初老の方に道を聞かれた。(僕は海外でも、日本でも、日本人にも外国人にもよく道を聞かれる。初めて訪れたまちであっても、こちらが道を聞きたいと人を探している時でも。謎だ。海外で道を聞かれると、だいたい"Are you British?"と聞かれるのだが、僕の知り合いのUSA人にそれを言うと、わかる気がすると。???)

その初老の方をわかりやすい場所まで連れて行き、ここをまっすぐ行ったらありますよと途中まで案内し、オフィス街を横切って行く。日曜日なのに。

昔のクライアントのそばを通ると、その前には外資系会社があったのが、今はマンションになっており驚いた。もう一個の店で堂島ロールを購入して持っていこうと思ったのだが、、すでに完売ということで、和菓子屋にいってみても閉まっていて、結局そのまま、打ち合わせへ。

打合せ終了後、遅い昼飯(晩飯?)を最寄駅に歩いて行く途中のうどん屋で食す。食べながらクラシック音楽とうどんはあわないなと思いつつ、Standing and eatingして家に戻る。

『霧の中の風景』は当分、霧の中で終わってしまいそうだ。

ただ、音楽を聴けたことがひとつの救いであり、ワーズワースだったか、"静謐な回復力"をもって、明日からの仕事に向かおうという気持ちになった。


14年ぶりに濱倫子さんとお会いした。

以前の投稿記事『公開講座のお知らせ@大阪ー濱倫子さんー』でも紹介したが、関西で公開講座をされることで来日されている折の対面である。

公開講座ーSpecial Seminar 作曲家と演奏家 ~イマジネーションの交錯するところ~

期日 : 平成20年 11月 30日 (日) 13:00~
会場 : JEUGIA梅田ハービスENT店

例えば、ムソルグスキーはガルトマンの絵の、そしてラヴェルはベルトランの詩のイメージを音楽に映しました。楽譜から、作曲家たちの人物から、音楽の背景にあるものから、そして元になった絵画や詩から、演奏家は何を読み取り、それぞれのイマジネーションを膨らませて音に紡いでゆくのでしょうか。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」、そしてラヴェルの「夜のガスパール」を、お話を交えながら演奏します。

※ お申し込みは先着順、定員50名様になり次第締め切りとさせていただきます。
お問い合わせ・お申し込みは、当店までお電話にて承ります。
TEL: 06-6454-5541

講師:濱 倫子(はま・りんこ) Pianist Rinko Hama
(故・筑紫哲也氏も推奨した国際的な名手)
東京生まれ。東京芸術大学を卒業後渡独、カールスルーエ音楽大学大学院、そしてデトモルト音楽大学演奏家国家試験課程を最優秀の成績を得て卒業。J.ミコ-、杉本安子、中山靖子、湯口美和、S.シュパイデル、A.ウゴルスキらの各氏に師事。これまで、ポルト国際ピアノコンクール(ポルトガル)やエピナル国際ピアノコンクール(フランス)、テル・ハイ国際ピアノコンクール(イスラエル)にて優勝・入賞。また、スウェーデン国際デュオコンクールではチェロのグレゴリー・アルミャンとのデュオで優勝。ハノーファー・ショパン協会およびバーデン文化財団より奨学金を受ける。また、文化庁新進芸術家海外研修員として研鑽を積む。ソロ、室内楽、オーケストラとの共演、様々な音楽祭への参加など、ヨーロッパを拠点に各地での活発な演奏のほか、ラジオ録音、CD録音も数多い。室内楽においては南ドイツ放送響、ケルン放送響などの一流オーケストラの首席奏者を初めとして、様々な演奏家よりパートナーとして信頼を得て共演を重ねていると同時に、2005年に結成されたベートーヴェン・トリオ・ボンでの活動も目覚しく、2008/2009年度のベストオブNRWに選出されたのを始め、今後も内外での多数の演奏会が予定されている。



14年という年月は長いのだけれど、不思議にその年月を感じることがなかった。

ただお互いの14年前の認識に若干の認識違いや記憶の喪失という面はあったのだが。

濱さんが僕を通じて思い出すことは、フランスで食べたおいしいクスクス(サン・ミッシェルの店)とクロックムッシュとクロックマダムの違いの説明とアイドルのようなかわいい女性の記憶の印象が強いようだ。

対話ではすごく興味深い話を聞けたので別のところで触れたいと思うが、僕が最近考えていることを濱さんがバシッとコメントしたときには心が動いてしまうことがあった。

僕が思うに、すぐれた芸術家というのは世界の見方を提示してくれるということがある。ピアニスト濱さんが現在を見ているもの、それを僕も再確認している途中である。

最近昔よんだことがある哲学者、小説家の本を集中的に読んでいるのも、漠然とそこから吸収したいもの、あるいは吸収しないといけないものがあるのであろうからだと濱さんと話していて認識しもしたのだが。

さて、濱さんの認識ですっぽり抜け落ちていたのは、パリで会った時いたメンバーは東京芸大のフルート奏者のI君とアイドルのようなかわいい子Echanだと思っていたのだが、濱さんの友人である芸大出身でパリコンセルバトワール?作曲科のA-sanがいたことが記憶のなかで失念されていたようだ。

僕がA-sanのことを覚えているのは出身が大阪であることと作品は聞いたことはないのだが、話しぶりからその才能に片思いした記憶があるからである。濱さんもI君も他の知り合いからもA-sanの並外れた才能を挙げられることを耳にした。

A-sanがそのころ才能のある二人の作曲家はS-sanとT-sanで、S-sanの音楽はラジオやコンサートホールで聞き、S-sanの音楽は映画でききもし個人的にもつきあいがあり注目しているのだが、A-sanは濱さんの話では作曲家から指揮者に変わられたということで、A-sanの音楽をもう聞くことはないだろうと少し残念だ。

濱さんとの対話で、変遷はあるが14年前の芸大の若者?は下記のような状況のようだ。

濱さんはドイツカールスエー?を拠点にピアニストとして活躍され、
I君は濱さん情報だと、ハンブルクで音楽活動を続けている模様で、
A-sanは指揮者になられ、フランスで活動されており、濱さんいわく、A-sanはもうすぐ世界的に注目されるだろうと。
T君ははたけ違いの会計士として、異文化の大阪であたふたしている。

以前パリで知り合った人たちが、世に出てくる予感がすると投稿記事に書きもし、濱さんにもそういう話を帰りがけに話したのだが、個人的には彼ら彼女らが、現在をどう切り取って目前に呈示してくれるのかすごく楽しみだ。


テオ・アンゴエロプロス監督作品を見続けていたら、なぜかミケランジェロ・アントニオーニ監督作品が見たくなった。(欲望)なぜかわからないが好きな監督であり、この作品は2度ほど海外の映画館で見たと思う。10数年ぶりに見たけれど、色あせていなかった。

音楽厨房から、濱倫子さんの公開講座&プライベートレッスンの知らせが届いた。

濱倫子さん公開講座@大阪.pdf

期日 : 平成20年 11月 30日 (日)
会場 : JEUGIA梅田ハービスENT店

例えば、ムソルグスキーはガルトマンの絵の、そしてラヴェルはベルトランの詩のイメージを音楽に映しました。 楽譜から、作曲家たちの人物から、音楽のにあるものから、そして元にになった絵画や詩から、演奏家は何を読み取り、それぞれのイマジネーションを膨らませて音に紡いでゆくのでしょうか。ムソルグスキーの「展覧会の絵」、そしてラヴェルの「夜のガスパール」を、お話しを交えながら演奏します。(公開講座【作曲家と演奏家 〜イマジネーションの交錯するところ〜】より)

週末はギリシャの映画監督テオ・アンゲロプロス作品を見ていた。

恐竜のような名前であるが、巨匠だと思う。

初めて見たのは大学時代であろうか。ふと、昔の映像を思い出し、全集1巻を購入したのである。

販売元は紀伊国屋書店である。

学生時代、映画をあきらめ、紀伊国屋書店(だったと思う)に入社が決まった知り合いから、佐々木基一著『映像論』という本を頂いたことお思い出した。分厚い本でほとんど読まなかったが、テオ作品の販売は知合いの意向で決まっていたとしたら、素晴らしいなあと感傷に浸ったりした。

思わず2巻もAMAZONで注文してしまった。


さて、音楽厨房さんからピアニスト濱倫子さんの公開講座のお知らせがあった。


公開講座「作曲家と演奏家」~ピアニスト濱倫子さん~.pdf

今回は大阪のハービスENTでも演奏されるようだ。

ぜひ訪れたいと思う。

ー芸術の秋ー

以前にコメントを頂いた尼崎の三和本通商店街の市の輔さんががんばる店を支援するような環境づくりをするという意味のことが書かれていました。

これはまさしくがんばる人を応援するという行動規範や振る舞い方といった組織文化、あるいは商店街文化を作っているのだろうと思います。

市の輔さんが立ち上がり、それに共感する人が立ち上がり、そういう雰囲気が醸されてきととき三和本通商店街はすごく暖かな文化を構築することに成功するのだろうと思います。

それは商売人であっても、お客の立場であっても、いろいろな立場の人が、そのすごく暖かな文化に関係を持ちたいと思う人が集まるのでしょう。

この文化を作るのは即できるものではないでしょう。地道に一歩一歩形成されていくものだと思います。

インスタントに作れるものは、インスタントに崩壊すると思います。

その過程が地道であればあるほど、確かな何かが生まれてくるのだろうと思います。

地道に継続してやること、それが一番大事なことだと思います。

僕は知合いのピアニスト濱倫子さんのCDを聴きながら、そんなことを考えています。

なぜなら、濱さん自身が、地道に継続して、自分の世界を創り出し、それに共感する人が日本にも世界にも増えています。

年一回行われる日本のコンサートで、あるいはCDを聴くことにより、濱さんとそのファンが創り出した文化にシンクロしているのかもしれません。

その心地よさが、濱サンを初め、ファンのみなさんが創り出した組織文化なのでしょう。ファンのみなさんは音楽だけを聴いているのではなく、濱さんの演奏を通じて、クラシック音楽をライフスタイルに取り込み、何かを経験しているのかもしれない。(濱サンのCDは音楽厨房さんに問い合わせ下さい。)

話をもとに戻すと、立ち上がったひとやがんばっているひとを応援するという市の輔さんがおっしゃったような文化はこれからの地域再生や商店街活性化に必要な文化の一つでしょう。

記憶しておこう。

僕たちはがんばっている人を応援することを通じて、逆に僕たち自身が鼓舞されるという体験をしていることを。


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