『ベーシック・インカム入門 (光文社新書)』を読む。
ベーシック・インカムは過去から議論されてきたテーマのようであり、本書でトムソン,E.Pが出て来た時に、『民のモラル―近世イギリスの文化と社会 (歴史のフロンティア)』で読んだ世界とつながるような感じがした。
ベーシック・インカムの文脈でフロムも読み返してみようかとも思う。
その前に本書を再読しようか。
『ベーシック・インカム入門 (光文社新書)』を読む。
ベーシック・インカムは過去から議論されてきたテーマのようであり、本書でトムソン,E.Pが出て来た時に、『民のモラル―近世イギリスの文化と社会 (歴史のフロンティア)』で読んだ世界とつながるような感じがした。
ベーシック・インカムの文脈でフロムも読み返してみようかとも思う。
その前に本書を再読しようか。
『脱貧困の経済学-日本はまだ変えられる』を読む。
ベーシック・インカムをはじめ、興味深い論点について言及されており、面白く読んだ。
仕事の移動中に、本日発売のTHE BIG ISSUE JAPAN 127号を購入した。

今回の特集記事は"リーマン・ショックから1年 これからの世界と社会のゆくえ"とある。
その特集記事の一つ『世界で活発化する「ベーシック・インカム」の議論 山森亨さんが語る』(稗田和博氏)を読む。
記事の冒頭は次のように始まる。
まずは、想像してみてほしい。たとえば、毎月、すべての成人の銀行口座に国から10万円が振り込まれ、子どもには7万円が振り込まれるとする。夫婦の2人世帯であれば、自分たちが働いて稼いだお金とは別に毎月20万円、2人の子どもを育てるシングルマザーなら、毎月24万円が国から納付される。その代わり、基礎年金や雇用保険。生活保護など、現在の制度の大部分は修正する。
無条件給付という新しい社会保障の仕組みは魅かれるものがある。
ベーシック・インカムによって保証された社会で描ける未来像は世界ではまじめに議論されているという。
山森氏も約20年前にベーシック・インカムに出会った時は嫌悪感を抱いたという。
それが、「社会に出て働く友人たちが、しだいにしんどくなり、連絡がつかなくなったり、亡くなっていく友人もいるいる中で、」思いが変わってきたとある。
今の社会は、働けなくなったら、人間じゃないみたいな圧力がある。労働の意味を過剰に背負いすぎて、実際に病気などで社会が要求する働き方ができないのに、社会から怠けていると言われ、生活保護を申請することに開き直れない人たちがたくさんいる。そうした中で、ベーシック・インカムのようなものがあれば、もう少し違った生き方ができると思ったんです。
記事にも紹介されている山森氏の本『ベーシック・インカム入門 (光文社新書)』を読んで
ベーシック・インカムを学んでみようと思う。。
本屋でタイトルを見て、1冊の本を購入した。
「恐慌脱出―危機克服は歴史に学べ」(安達誠司著・東陽経済新報社)
個人的に恐慌脱出したく、本を読めば手だてが載っているかと少しずつ読み始めた。
第1章 21世紀の金融危機を読む。
今回の金融危機の本質をサブプライム・ローンやCDSの膨張等その複雑な金融商品性に問題があったとする論調に対しては「これは問題の本質」ではないとし、問題の本質は次にあるとする。
金融システムの参加者である金融機関で網の目のように張り巡らされた複雑な相対取引の「場」が、リーマン・ブラザーズの経営破綻による「カウンターパーティリスク」の発生によって崩壊した点にあると考える。
今回の金融商品の流通が「相対取引」であり、その固有の取引のリスクとして「カウンターパーティリスク」が潜んでいたという点を問題の本質と捉えるならば、「潜在的な損失がいくらで、そのうち、いくら償却して......」という議論は意味がないとする著者の論は分かる気がする。
ただ、潜在的な損失を把握する必要性は本当にないのかと言われると頭を傾げるのだが、本書を読み進めていくと、意味がないことがわかり、他に恐慌脱出の手だてを学ぶことができるのだろうか。
読みやすい本である。
本書に基づいて、危機克服を歴史に学んでみよう。
平成21年3月24日付の日本経済新聞のコラム「経済教室」の論者は岩田規久男教授である。平成20年11月5日付の岩田規久男教授の「経済教室」以来であろうか。その際には金融規制に言及されていたことが印象に残っている。(『金融規制は必要?』を参照ください)
今回は、世界同時不況の最中、未曾有の危機にある日本経済の状況を踏まえて、需要創出型の財政金融政策の総動員と構造改革の徹底的な推進の必要性を主張されている。
たまには経済を学んでみよう。
財政政策として公共投資、補助金および減税ごとに説明がある。
■公共投資
「公共投資は、ばらまきではなく、需要創出効果の大きなものに限定することが重要である」とし、「民間投資効果の大きな地域に集中すべき」と指摘されている。
■補助金
「補助金政策も費用と需要創出効果を比較して優先順位を決めるべき」とある。
■減税
減税は、「一時的であれば需要創出効果は限られるので、低所得者に給付を行う「給付付き税額控除」のような恒久的税制改正のほうが効果的」とある。
こうした財政措置を伴う政策を実施するためには国債の発行に言及している。
ただし留意すべき事項として、巨額の国債発行による金利上場とデフレ進行を防ぐだけでなく、"穏やかなインフレ"を維持するような金融政策が財政政策に伴うなければならないことを指摘されている。
後半は各国の貨幣ストックデータを示しながら、貨幣ストックの拡大と日銀の政策との兼ね合いが指摘されている。
財政政策の有効性を高めるためにも、景気回復の足かせとなる過度の円高を阻止するためにも、日銀は貨幣ストック増加手段を自ら縛る政策から早急に脱却すべきである。
日々少しでも経済の教科書を読み始めようと思うコラムであった。
移動途中の本屋で1冊の本「雇用大崩壊―失業率10%時代の到来 (生活人新書)
」を購入した。
副題には"失業率10%時代の到来"とある。
大学時代のゼミの先生が失業率が10%を超えると暴動が起こるうんぬんの話をしていた記憶がうっすらあるが、到来するということだろうか。
政府が発表する完全失業率は、本当の失業率を表していません。働きたくても働く場がなく、やがて職探しに希望をもてなくなった若者たちを核とする「隠れ失業者」が膨大に存在しているのです。彼らを含めた「真の失業者」は今でも高い水準なのですが、これから10%を超えるおそれさえも否定できません。10%を超えると、特に30代、20代の若い世代が深刻な苦難に陥り、長期の経済不況が日本社会を本当に分断し、雇用を大崩壊させてしまうともいえるのです。
通勤の行き帰りに読み進めようと思うが、冒頭を読んだだけで不安になってくる。早く30代を抜けようかと思うが、そういう問題でもないか。
仕事の帰りに、THE BIG ISSUE JAPAN114号を購入した。
特集は"道に迷ったら虫に聞け"

ぱらぱらめくると、PATTI SMITHが取り上げられていた。高校生時代にはまっていた時期をふと思い出した。学生時代バイトで買ったCD『Horses」を探したら、見つかった。早速聞きつつ、記事を読んだ。
記事で興味を引いたのは、若い頃にウィリアム・ブレイク『無垢と経験の歌』を読んでいたということ。詩を読んでいると分かるような気がする。
PATTI SMITHの記事の端に、"中島岳志の眼"とコラムがあった。連載しているのだが、読んだことはなかったのだが、今回のタイトルは「商店街の危機と新自由主義」とあり初めて読んでみた。
筆者が住む北海道の札幌市西区の商店街において、大型店の進出を契機に一気に衰退し、シャッター通り化しているようだ。商店街内にあったスーパーも閉店され、高齢者は地元で買物ができず、車を運転することもできず、汽車にのって買物へ出かけるという。
筆者はこの状況をみて次のように記載されている。
新自由主義は、地方の生活の基盤を破壊する。愛着をもった地域が、住むことができない町へと変貌し、コミュニティが崩壊する。このような状況を、指をくわえて見過ごしていては、地方は荒廃するばかりだ。大型店のさらなる誘致とは異なった方法で、町の生活インフラを整え直す作業を進めることが緊急の課題だろう。
新自由主義が何をさすのか不明であるが、"町の生活インフラを整え直す"作業の必要性は確かに緊急な課題だろう。
次回の記事では地元商店街「発寒商店街」の最近と試みを取り上げられるようだ。
楽しみに次号をまとう。
平成21年2月18日付のロイターの記事【FRBのTALF、GMAC支援にならず】を読む。
記事によると、「米財務省に対し、米連邦準備理事会(FRB)のターム物資産担保証券ローンファシリティー(TALF)は対象が「AAA」格付けに限られており、GM系金融会社のGMACは同制度を利用できないと表明した。」とある。
GMACはGMの20Fとかをみると、重い足枷となっている。
どうなるのだろうGM。
そういえばスケジュール表に明日の午前GMと書かれていたが、別件であろうか。
平成20年11月12日付の毎日新聞の記事【昭和恐慌 その時、宰相・犬養は 岡山】を読む。
記事には、昭和恐慌における時の宰相のとった政策が紹介されている。
犬養研究の第一人者、倉敷芸術科学大の時任英人教授
2世、3世議員と違い、たたき上げで金に苦労した犬養は庶民が窮しているのを肌で知っています。国民を貧困から救うにはどうしたらいいか、常に考えていた。リーダーシップと行動の早さが今の政治家とは違います。
上武大の田中秀臣教授(経済思想史)
いまだにデフレ状態が続く日本経済が学ぶべきは、犬養・高橋の金融政策にある。金本位制から離脱して管理通貨制度に移行し、金融政策のフリーハンドを確保した。これが第一のメッセージです。これで現代と同様の経済政策をとれるようになった。さらに、日銀が国債を積極的に買うことで市場にお金を供給し続けました。この2段階のメッセージが重要だったのです。
そして現内閣について。
犬養・高橋は基本的な金融政策を大胆に変えました。今の麻生内閣はどこかで失敗した政策ばかり。これでは、期待感を高めることはできません。歴史に学ぶとすれば、まずデフレからの脱却が何より大事になります。犬養内閣の低インフレ目標の金融・財政政策か、従来型の単純な景気刺激か。今ある危機は、過去を生かすチャンスのはずですが。
現内閣の政策で、日本の景気はどうなるのだろう。
三菱東京UFJ 1兆円増資
みずほ 3000億円増資
あおぞら銀 通期赤字に
新生銀 最終赤字192億円
イーバンク 赤字220億円
日本の金融機関は本当に痛みはないのかな。
ボブ・ディランの"Like a Rolling Stone"を聞きながら、平成20年11月10日付のロイターの記事【米AIGの第3四半期は予想以上の損失、評価損を追加計上】を読む。
予想以上の損失とは、どこまで予想できて、どこからが予想できていないのだろうかと記事を読んでみた。
米政府による救済を受けている保険大手のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が第3四半期の純損失は244億7000万ドルだったそうだ。二,〇〇〇,〇〇〇,〇〇〇,〇〇〇円を余裕で超えたようだ。
これは平成20年7月1日から平成20年9月30日までの3ヶ月間の損失である。これだけのお金が阪神タイガースにあれば、ヤンキースのAロッドを100人ほどは雇えるのだろうか。
記事によると「第3・四半期にクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)に絡んで70億5000万ドルの評価損を追加計上」とあり、これが予想外?なのだろうか。
CDSについては『資本主義の向こうの世界?』を参照ください。
EDGARで見てみると、Unrealized market valuation losses on AIGFP super senior credit default swap portfolio として売上の控除科目として、$7,054 ( in million)が計上されている。9月間の累計ではすでに、$21,726 ( in million)のようだ。
宮尾教授が書いていたように、「根本である資産サイドの対策、不良資産の査定・買い取りはまだ本格化していない。複雑な証券化商品・金融派生商品の価値が決まらず、金融機関自身がどれだけの不良資産を抱え、どの程度自己資本が棄損しているかまだ把握できていない。」のだろうか。
ちなみに、AIGの10-Qをパラパラみているとゴーイング・コンサーンも充実している。
Going Concern Considerations
During the third quarter of 2008, requirements to post collateral in connection with AIGFP's credit default swap (CDS) portfolio and other AIGFP transactions and to fund returns of securities lending collateral placed stress on AIG's liquidity. AIG's stock price declined from $22.76 on September 8, 2008 to $4.76 on September 15, 2008. On that date, AIG's long-term debt ratings were downgraded by Standard & Poor's, a division of The McGraw-Hill Companies, Inc. (S&P), Moody's Investors Service (Moody's) and Fitch Ratings (Fitch), which triggered additional requirements for liquidity. These and other events severely limited AIG's access to debt and equity markets.
On September 22, 2008, AIG entered into an $85 billion revolving credit agreement (the Fed Credit Agreement) with the Federal Reserve Bank of New York (the NY Fed) and, pursuant to the Fed Credit Agreement, AIG agreed to issue 100,000 shares of Series C Perpetual, Convertible, Participating Preferred Stock (the Series C Preferred Stock) to a trust for the benefit of the United States Treasury (the Trust) (see Notes 4 and 5 to the Consolidated Financial Statements). At September 30, 2008, amounts owed under the facility created pursuant to the Fed Credit Agreement (the Fed Facility) totaled $63 billion, including accrued fees and interest.
Since September 30, 2008, AIG has borrowed additional amounts under the Fed Facility and has announced plans to sell assets and businesses to repay amounts owed in connection with the Fed Credit Agreement. In addition, subsequent to September 30, 2008, certain of AIG's domestic life insurance subsidiaries entered into an agreement with the NY Fed pursuant to which the NY Fed has borrowed, in return for cash collateral, investment grade fixed maturity securities from the insurance subsidiaries. As described in Note 11 to the Consolidated Financial Statements, AIG announced on November 10, 2008 that it had entered into an agreement in principle as part of the Troubled Asset Relief Program (TARP) pursuant to which the United States Treasury will purchase from AIG $40 billion liquidation preference of newly issued perpetual preferred stock and a 10-year warrant exercisable for shares of AIG common stock equal to 2% of the outstanding shares of common stock, and that the NY Fed and AIG had agreed to amend the Fed Credit Agreement to reduce the interest rate on outstanding borrowings and undrawn amounts, extend the term from two years to five years, reduce the number of shares of common stock of AIG to be issued upon conversion of the Series C Preferred Stock held by the Trust so that the government's overall interest will not exceed 79.9 percent and revise the total amount available under the Fed Facility. In addition, four AIG affiliates are participating in the NY Fed's Commercial Paper Funding Facility (CPFF). AIG also has announced its intention to enter into other agreements with the NY Fed to limit AIG's future liquidity exposures to the multi-sector credit default swap portfolio and securities lending programs.
In assessing AIG's current financial position and developing operating plans for the future, management has made significant judgments and estimates with respect to the potential financial and liquidity effects of AIG's risks and uncertainties, including but not limited to:Based on the agreement in principle, management's plans to stabilize AIG's businesses and dispose of its non-core assets, and after consideration of the risks and uncertainties to such plans, management believes that it will have adequate liquidity to finance and operate AIG's businesses, execute its disposition plan and repay its obligations for at least the next twelve months.
- the potential adverse effects on AIG's businesses that could result if there are further downgrades by rating agencies, including in particular, the uncertainty in estimating, for the super senior credit default swaps, both the number of counterparties who may elect to terminate under contractual termination provisions and the amount that would be required to be paid in the event of a downgrade;
- he potential for continued declines in bond and equity markets; and
- the potential effect on AIG if the capital levels of its regulated and unregulated subsidiaries prove inadequate to support current business plans; and
- the effect on AIG's businesses of continued compliance with the covenants of the Fed Credit Agreement.
It is possible that the actual outcome of one or more of management's plans could be materially different, or that one
3年後読み込んでみようか。
カセットから、ボブ・ディランが次のように連呼している。
How does it feel
How does it feel
To be without a home Like a complete unknown
Like a rolling stone?
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