『経営情報』(2010.8.1)の記事『「会計不正」をめぐる2つの対応ポイント』のPART1「SESCからの文書照会への初動ポイント」を読む。
記事によると、「証券取引等調査委員会は調査の初期段階で、上場企業に会計処理の疑義につき照会する例があり」、「場当たり的に対応することによる不利益ははかりしれない」ことが指摘されている。
対処方法としては、次のようなステップが紹介されている。
STEP1 疑義のある会計処理の把握
STEP2 社内調査
STEP3 文書での正確な回答
STEP2の社内調査では、初期対応の重要性について指摘されている。
初期対応にコストをかけなかった結果、本格的に証券取引等監視委員会の調査を受ける事態に至れば、結局、その調査対応にさらなるコスト・人員を割かなければならず、多大な不利益を被ることとなる。
適時開示情報を見ていると、確かに初期対応をおろそかにして、調査をやり直すとかという事例もあり、場当たり的に対応するとコスト増になっていることがうかがえる。
短期間の間に、上記の3つの手続きをスムーズに行うためには、今後も課徴金勧告事例を増えていきそうな背景を踏まえると。SESCの照会等を見据えて、対応手順を整理しておいたほうが望ましいようだ。
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